自由が丘、古桑庵の氷抹茶白玉。
まだ暑い夏の日。自由が丘でショッピングをして汗だくのへとへとになった。仕事場に戻るまであと少し・・・でももう暑くて歩けないよーーーっ!
ふと目に入ったのが、「氷」の文字の小さなのぼり。ぬおお、ここは自由が丘名物の古桑庵ではないか。前の道は何百回も通っているけれど、まだ一度も入ったことがない。
じゃ、とりあえず氷でも。
中に入ると、手入れの行き届いた和風庭園の奥に、どう見ても普通の日本の民家という玄関がある。左手を見ると、縁側の奥の座敷で小さな座卓を囲んでたくさんの人がお茶してる。
不思議な光景だわ~。一般人のお家によその人が大勢押しかけて勝手に座ってるように見える。だって、お店らしい要素がほとんどなくて、民家がそっくりそのまま使われているんだもの。ここまで手を入れてないと、貴重な文化遺産ですわね。
古銭のようなデザインの敷石を踏んで奥まで進み、玄関をガラガラッと開くと、現代ではちょっとないぐらい段差の大きい上がり框。昔はここに腰掛けたりするから高い位置にあったらしい。
無駄なんじゃないかと思うぐらい広い玄関の間。そうそう、昔のお家ってこんな感じだった。なんだか懐かしいなあ。子どものとき遊びに行った、近所の親戚の家に似ている。うちの祖父母の実家がこういう雰囲気だった。
廊下が目立たない場所にあって、座敷がいくつも連なっている造り。縁側があって、雨戸があって、畳がいつもひんやりしていた。
玄関を入って右手にある、6畳ほどの座敷に案内された。フォォォー、エアコンが効いていて涼しいよーー。
飾り箪笥の上に「ねずみの嫁入り」の布人形が飾られていた。古桑庵のオーナーで人形作家の渡辺芙久子さんの作品なのかなあ。
木を敷き詰めた天井、梁に飾られた幅広の絵画、額縁を支える紫色の小さな座布団。こういうのを目にするのも久しぶりだ。
氷抹茶白玉(700円)をオーダー。玄関左横の厨房から、ガリンガリンという氷を削る音が聞こえた。私のかき氷だわ♪
温かいほうじ茶が添えられ、お盆に乗って届いた。スプーンは赤い漆塗りだ。かわいい。
氷の山の一番底に、粒あんが薄く敷かれていた。シロップやや少なめで、さっぱりタイプの味。全部がシロップの甘さじゃなくて、白い氷だけのところも食べられる。こういう食べ方もいいですね。
半分ぐらい食べても白玉が出てこなかった。もしや白玉と言うのを忘れたか・・・。お店の人にお願いして「すみません、白玉入りが食べたかったんですけど言い間違えたかも。白玉を追加することはできないでしょうか?」と、かなり無理な注文をした。
黙って氷宇治金時を食べればいいのに私ったら。どうしても白玉が食べたかったのよねーーー。
そしたら器を一度厨房に持っていって、白玉と氷を追加して返してくれた。ひゃ-、ご親切にすみません。すべすべの白玉がいっぱい入っていて、とても美味しかった。
クーラーと氷のおかげで、汗もだいぶ引いた。会計を済ませてお庭に出て、外界へ一歩出たら、昭和の世界から21世紀に戻った。ふおおお、まさにタイムトリップ感覚を体感的に味わえる瞬間です。
正真正銘、本物の和カフェですねー。私ぐらいの年齢の人なら、座っているだけで子どもの頃の気持ちに自然と戻れるかもしれません。一種のインナーチャイルドヒーリング!? なんつって。なぜか心の奥まで温かくなるような、そんなお店です。
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コメント
以前、ワジョさんの所に伺う前に入ろうと思ったらお休みでした

抹茶スイーツには目がないものでして。
氷は苦手なんですけどね
投稿: ひさえ | 2009.08.24 11:49
ひさえさん

そうだったんですね〜、水曜日はお休みみたいですね。
自由が丘は水曜日が定休日のお店が多いですね。
自由が丘には抹茶カフェのnana's green teaなんてお店もありますよねー
投稿: ワジョリーナ | 2009.08.25 04:37
わぁ~こんな和カフェがあったとは!
確かに 人様のおうちに大勢押しかけちゃった風に見えるかも(笑)
PS:私もやっとこさ デジイチデビューしましたー!!
投稿: 年齢不詳 | 2009.08.25 17:48
年齢不詳さん


おおっ、ついにデジイチデビューですか!!
おめでとうございます〜〜〜
お互い研鑽を重ねて写真集出しましょう
投稿: ワジョリーナ | 2009.08.27 05:24