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2009年7月

2009.07.31

シェラトン都ホテル東京のフロアセブン。

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白金台のシェラトン都ホテル東京に泊まってきました。

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こんなに都心なのに、とても静かで落ち着けるホテル。比較的こぢんまりしているため、館内施設の利用が身軽にこなせて便利です。

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友だちの稲村さんに誘われて何度か泊まりに来てるんだけど、「四川」の食事のこと以外はブログに書くのは初めてだったかも。

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リノベーション済みの7階のお部屋を取っていただいた。フロアセブンと呼ばれ、シンプル&モダンなセンスのインテリアになっている。

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窓からの眺めは、7階なのに意外と空が大きく見えて、眼下にはホテルの日本庭園が。あまり東京名所的な建物は見えないけれど、案外それが落ち着く。

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フロアセブンではVOSSのミネラルウォーターが無料で人数分もらえる。うおお、憧れのVOSS。おいちかった。にがみがなくてすっきりしてた。

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BOSEのWave Radio/CDが枕元に装備されてる。自分の好きなCDをかけられると、リラクゼーション指数がアップする。Wave Radioの近くに都ホテルオリジナルのCDが置かれていた。ヒーリング系の聴きやすい曲が揃っていて良い。地下の売店で2500円で売ってる。自分へのおみやげに購入。ついでにここで姫のわらび餅も購入。

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フロアセブン限定のアメニティは、フランス製のタルゴ。マリン系で上品な良い香り。お風呂上がりはセレブマダムになった気分! 

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湯船はゆったり広め。ワイドサイズの私でも余裕で入れる。

プールが25m×4コースと大きいのも特色。地下にありながら、天窓がありとても明るい。大きなサイズのジャグジーはブクブクの強度が強めで疲れがとれる。更衣室のお風呂もサウナと水風呂とジェットバスがあって気持ちいい。プールの写真はないです。ごめんなさい。

ロビーラウンジのティータイムのお話と、「四川」の美味しい朝食バイキングのお話を明日以降書きまーす。

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2009.07.28

日食前後のできごと。

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良いことも悪いこともたくさんあって、なんとなく気ぜわしい日々を送っています。

ここ2〜3週間のあいだ、日食の影響で突発的に色んなことが起きている人が多いと聞いた。私もそうなのかもしれない。

良いことのひとつは、私がここ7年ぐらいの間ずっと重荷に思っていたことから解放された。あまりにも長い間苦しんでいたので、むしろ解放されるのが怖くなっていた。でももう手放していいんだと、やっと思うことができた。そして手放した。このことは私のステージを確実に変えてくれたと思う。

なんだか漠然とした書き方しかできなくてごめんなさい。そのうち冷静になったら具体的に書けるときが来るかもしれません。もう少し待ってね。

この重荷から解放されたら、2週間の休暇を取ろうとずっと思っていた。なので、たいへん勝手ながら、9月に2週間のお休みをいただきます。心の底からの休息を取り、次のステージへの構想を練る2週間にしたいです。

もう一つの良いことは、最近お客様から良いご報告が多いこと。

「ワジョさんが言った通りの感じの人と結婚して今幸せです」「もう一生結婚しないかと思っていたのに、いい人に出会ってプロポーズされました」「念願の赤ちゃんを授かりました」「就職の相談に伺おうかと思っていたら、数日前に仕事が決まりました」

ここ一ヶ月ぐらい、毎日そういう話をお聞きしている。特に結婚・婚約報告がすごく多い。一体どうしちゃったんだろうかと思うぐらい。何年も前から結婚のご相談にいらしていた方からそういうニュースを聞くと、私の喜びもひとしおです。

あと、読んだ人がネガティブな気持ちになるようなことはブログに書かないと決めているので、ボヤキは書きたくないんだけど、ちょっとした災難に遭った。実質的には大した被害じゃないし、ほっといてもリカバー可能なんだけど、精神的にダメージを受けてしまった。

世の中色んな人がいるんだな・・・と思うと同時に、私は日頃ものすごく人に恵まれているんだなと改めて気づかされた。

そんなこんなで頭の中が容量オーバー気味。仕事の時間は確保してるから大丈夫なんだけど、プライベートタイムが落ち着かない。メールやコメントや色んなことの連絡が途絶えていてごめんなさい。

電話しなくちゃいけない友だちにも電話できない。ほんとごめんなさい。普段からあんまりちゃんとできてないほうだけど、今は特に何もできん・・・。

やっぱりボヤキっぽくなってしまった。かたじけない。もうちょっと元気になったら、また楽しい経験をブログに書きますね。

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2009.07.21

大森のインド料理レストラン、コピラのランチ。

色々とあったので地元(大田区中央)でマッタリしている今日この頃。近所のインド料理レストラン、コピラで母とランチを食べました。

ここは私にとって自分の家の台所みたいに気楽で日常的なお店。いい意味で緊張感ゼロ。適当に頼んでもちゃんと美味しいのはわかってるし、お店の人は全員私のことを知ってくれてる。「おうオヤジ、いつものやつ持ってきてくれ」ぐらい言えそうな感じ。いや言わないけど。

こんなとき息抜きしに行くにはピッタリ。カジュアルな雰囲気と優しい愛の味がアタクシを癒してくれる。

マスターが他のお客さんと話してるのを小耳にはさんで知ったんだが、いつの間にか大岡山にも姉妹店ができたらしい。

メニューはほとんど同じみたい。写真で見る限り、大田区中央のほうが美味しそうな気がする。気のせいかどうか今度確かめに行かなくては。

平日の午後2時ぐらいにのそのそと行ったら、他のお客さんは一人しかいなかった。お昼時は激混みだけど、1時を過ぎると落ち着く。

私が頼んだのは、「コピラスペシャルランチ」(1200円)。母が頼んだのは、「サーグチキンランチ」(850円)ドリンク付き。母はコピラに行くと必ずサーグチキンカレーを食べる。これがものすごく気に入っているらしい。

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コピラスペシャルランチ。ナンの上に乗ってるのがシシカバブとタンドリーチキン。カレーはサーグチキンカレーと野菜カレーの2種類。ヨーグルトはライタって呼んでいいんでしょうか。フルーツ入りの甘いパターンです。あとグリーンサラダとライス。

写真には写ってないけど、ドリンクもついてる。かなりのボリューム。これで1200円は安い。素晴らしい。

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サーグチキンランチ。トロトロで味つけが優しい。ドキツくないから、うちの母のような高齢者にも好評。コピラは家族連れの席に必ずといっていいぐらいおじいちゃんおばあちゃんも同席している。これってあんまり普通のインド料理やさんにはない光景ですよね? 

ルーが多くて見えないけど、大きめのチキンがゴロゴロいっぱい入ってる。大食漢のうちの母も、この量には満足のようです。こちらのランチもドリンクがつく。

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全部美味しくいただきました。大森は最近、なぜかインド料理レストランが次々に増えているのだけど、ネットのクチコミでは、駅からちょっと離れてもコピラまで行ったほうが安くて美味しいという評判が立っているようです。

私はまだ駅のほうの店にはほとんど行ってないんだけど、それぞれに良さがきっとあると思うので、そちらも探訪してみま〜す。

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2009.07.17

臨海斎場。

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ご心配おかけしてすみません。叔父の葬儀は無事に終了しました。

カンカン照りの午後、叔父さんの遺影を抱いて車に乗り、一緒に帰宅しました。大田区の臨海斎場という公営の斎場で行ったのですが、とてもいいお葬式でした。

叔父さんの人柄を表すような、控えめだけれどきちんとしていて、パリッとしたお葬式。親族がみんな心から哀悼の気持ちを抱えながらも、取り乱すことなく粛々と執り行われた。

やっぱり納棺のときと、お骨になって戻ってきたときには泣いてしまったけど、叔母と従兄弟がしっかりしている分、私もしゃんとしなくてはなあと思った。

叔母と従兄弟は、100%以上のエネルギーで叔父の看護に尽くしたから一点の悔いもないのだということが、その居住まいから伝わってきた。凄いことだと思う。

「何か神がかり的な力が助けてくれた気がするの。人間の気力だけではできないことだったと思う」。叔母がそう言った。長い闘病期間、叔母は本当に本当にがんばったのだ。命懸けでやり遂げた人の強さと美しさが、今日の叔母には宿っていた。

これからは今まで以上に叔母さんと従兄弟と仲良くしていきたいなと思った。向こうはどう思ってるかわかんないけど・・・。

臨海斎場は、まだ新しい施設で、どこもかしこもきれい。穏やかな明るさに包まれている。こういうところだからこそ、落ち着きすぎず、自然光の降り注ぐ明るさに救われた感じがした。

驚いたのが、親族は和室に数人宿泊できるようになっていて、きちんとした広い湯船のあるバスルームとウォシュレットのトイレも完備。遠方から来ていた親戚は助かったことと思う。

親族の待合室は和室のほかに、天井が高くて広々した会食用のテーブル個室もあり、ここで食事をしたり、お骨が焼けるのを待つようになっている。係のお姉さんがとても親切で気の利く人だった。

2階が待合室で、一階が斎場と火葬炉になっている。なのでマイクロバスで移動したりすることなく、すべてこの施設の中で収まる。これが一番助かったかもしれない。体の不自由な私の母も、負担を感じることなくすべてに参加できた。

また、ここでいただいた仕出し料理が美味しくて、みんなほとんど完食していた。テーブル係のお姉さんが、西五反田の水仙のお料理だと教えてくれた。

「煮物が特に美味しいですね」と言ったら、同じ職人さんが20年間ぶれることのない味を出しているのだと教えてくれた。湯葉の出汁煮など本当にいいお味だった。

やはり良い人のお葬式は、良いお葬式になるものなのでしょうかね。さすがは私の尊敬する叔父さんだと思った。

遺影をお家の祭壇に飾ったとき、叔父さんの描いた絵を改めて見せてもらった。渓流、海、草花の絵。どれもみんな、穏やかで優しく、色遣いのセンスが抜群だった。

叔父さんは生前、叔母さんと二人で仲良く油絵を習っていた。叔父さんの絵はもう増えることがなくなってしまったけど、叔母さんが元気になって、また絵を描ける日が近いといいなと思う。

さて、私ももう大丈夫です。明日からお仕事がんばります! 叔父さんのおかげで、ちょっとのんびりできてしまいました。家族ともゆっくり話ができたし、なんだか不思議と充電完了という感じ。

そうなんです、先日コメント欄にも書いたけれど、旅行の予定があったから、お客様に迷惑をかけることなく葬儀に出席できたんです。これも偶然とは思えないミラクル?

コメントやご心配のメールをくださった皆さま、どうもありがとうございました。明日から平常モードで人生フル回転いたします〜。

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2009.07.13

直島。

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先週、叔父が亡くなった。

金曜日、夜中の3時に家のチャイムが鳴り、ドアを開けたら叔母さんが立っていた。そして私の父を呼んで訃報を告げた。

すぐ近くに住んでいて、私が幼い頃からずっとかわいがってくれた優しい叔父さん。センスが良くて、びっくりするぐらい絵を描くのが上手だった。

ちょっとした洋服の色合わせなどがオシャレで、叔母さんととても仲が良くて、絵になるお似合いのカップルだった。

亡くなったと聞いて、かなりショックを受けた。友だちに電話したら、ろれつが回らない。大丈夫なのか私・・・と思いつつ、遠方からのお客様がいらっしゃることも気になるので仕事に行った。

お客様とお話したら、スイッチが切り替わって案外平気だった。むしろ元気になれた。リピーターの方に「お元気そうですね」と言われてホッとした。

叔父さんが亡くなったのはすごく悲しいけど、やるべき仕事をやることができたのは、私が昔ほど弱くはなくなったからかもしれない。そう思いたい。

今日から三日間、瀬戸内海の直島へ旅する予定だった。地中美術館と、ベネッセハウス。現代美術の楽園だ。

すべての予定を葬儀のためキャンセルした。そういう事情ならと、キャンセル料は容赦してもらえた。

でもキャンセルになって、むしろ助かったかもしれない。勢いで決めてしまったため、後から考えると穴だらけの日程だった。

到着する月曜日は美術館がお休みだし、「文化大混浴」「ナイトプログラム」などの特別プログラムも曜日が合わない。更には、イサムノグチ庭園美術館が高松にあることに後で気がついた。せっかく高松空港で降りるのに、ここも入場できる曜日が限定されていて、今回の日程では行けなかった。

きっと本当に行くときは、いろいろうまくいくようになっているのだ。意味のないことなんて何もない。すべてのことに、改めて感謝しなくては。

神様、ご先祖様、叔父さん、どうもありがとう。どうかきちんとお見送りさせてください。

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2009.07.12

自由が丘の一軒家フレンチレストラン、シェ・ソーマのランチ。

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自由が丘の一軒家フレンチレストラン、シェ・ソーマでランチ。

ここは駅からワジョルームに向かう道の途中。ABCマートのはす向かいで、自由が丘公園の手前。仕事の前に、一人で寄ってみた。ランチタイムのど真ん中、12時半過ぎに行くと、ほぼ満員だがタイミング良く席が空いて座れた。

ぬおお〜〜〜、自由が丘マダムがいっぱい。ほかには若いOLさんぽい二人組、家族連れ、カップルもいた。皆さんちょっぴりよそいきな感じ。でも敷居が高いわけではない。私のようなボサッとした者が行っても歓迎してくれる。気さくなお店。女性が多いけど、男性も浮いたりはしない。

ここのところ、自由が丘はお店の入れ替わりのサイクルがますます早くなってきている。そんな中、シェ・ソーマはずいぶん長く愛されているお店だ。検索してみたら、今年で12周年らしい。カジュアルでおしゃれな雰囲気と、値頃感のある価格設定、それでいてセンスあるフランス料理をおなかいっぱい食べられるのだから、人気があるのも当然かな。

ランチは2200円と2700円の二種類。2200円のほうは前菜かスープのどちらかを選ぶ。2700円のほうは前菜とスープが両方つく。あとは同じで、メイン、パン、デザート盛り合わせ、コーヒー・紅茶。

本日私は2200円のコースを選んだ。

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スープはとうもろこしの冷製スープ。丁寧に漉されてサラッとした食感。スープベースに奥行きがあり、クリームの味よりコーンとスープベースの味でいただく感じ。コーンの甘みが生かされていて美味しい。アクセントに、シャキシャキの粒コーンが入ってる。量的にもたっぷり目で嬉しい。

あたたかいパンをサクサク食べながら待つと、メインの豚フィレ肉のロースト(香草パン粉焼き)が届いた。

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まあ美しい! カラフルなメインディッシュだわあ。このお皿、かなり大きくて、絵を描くように盛りつけてある。

手前のほうのソースはバルサミコとオイルの中に軽く熱したダイストマト。お肉の奥側にある茄子のペーストは、辛みのしない系のスパイスが効いている。辛くないベイガンバルタみたいな感じ。非常に美味しい。

お肉はきめ細かく、しっとり柔らかい。低温でじっくりローストしてあるのでしょうね。バサバサ感が全くない。香草パン粉の風味は控えめで、まわりのソースを合わせて食べるように計算されているようだ。

トマト味、バルサミコ味、茄子ペースト味、色んなお味を楽しめる。お皿が大きいのでお肉が小さく見えるけど、一口では入りきらないぐらいの量。十分に満足できた。

素材も味つけも凝っていて、盛りつけも美しく、ランチでこれだけのものが食べられると贅沢な気持ちになれる。

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満足のダメ押しで、デザートの盛り合わせ。3種類のデザートが、これまた大皿でポンと届いた。手前から左回りに、マスカルポーネ、紅茶のパウンドケーキ、チョコレートアイス。

こちらも手抜かりない味。紅茶のパウンドケーキにはドライフルーツがいっぱい入っていた。きちんとしてるな〜。美味しい。

私はいつも、コースの最後はあったかいミルクティー。安っぽいティーバックじゃなくて、みずみずしいアールグレイの香りがした。

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たいへん美味しゅうございました。お会計はテーブル会計です。

帰りがけに、「よく前をお通りになりますね。お近いのですか?」と聞かれた。思いっきり近いです! ワジョルームまで徒歩2分。手相カウンセリングの前にお寄りになるにも便利です。

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2009.07.07

8月分の日時打診メールを、すべて送信しました。

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ただいま8月分の定員にお入りいただいた方の全員に、「手相カウンセリングのご案内」という表題の日時打診メールを送信し終わりました。

7月1日に「ご予約のお申し込み、ありがとうございました!」という表題のメールを受け取っている方の中で、まだ日時打診メールの届いていない方は、お手数ですがご氏名を添えてメールにてご連絡ください。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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渋谷、ゆうじ。七輪焼きのプリプリホルモン。

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渋谷東急ハンズの近くにある焼き肉とホルモンの店、ゆうじに行ってきました。

「東京でホルモンといえばゆうじ」と言われるほど有名なお店。私の友人知人にもファンが多い。行きたいけどホルモンてある程度の人数が集まらないと楽しくないし、ゆうじはいつでも行列だという評判で尻込みをしていた。

そんな私にチャンス到来。今年に入ってからゆうじを知って、すでに4回通っているという人に連れていってもらえた。開店時間の19時ちょうどなら予約ができるのだそうだ。今回は6名で予約。いい人数だ〜。

東急ハンズの向かいにある、ゴールドラッシュの横の小道を入る。するとモボモガの先の左手に七輪をもうもうと焚いているお店が見える。そこがゆうじ。チチカカの手前。

客席は1階と2階がある。今回は人数が多いせいか、2階の席だった。ホルモン屋というより普通のビルの一室という感じで妙にスッキリしていた。小綺麗で席もゆったりしている。私は2階で良かったなあ。1階は狭めだけど臨場感があって面白いのだそうだ。

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ゆうじには独自の特徴がいくつかある。私が今日、知った範囲でお伝えしてみます。

1、予約時間は19時のみ。

2、注文は最初に全部いっぺんにするのが好ましい。追加注文は1回だけ可能。いっぺんに注文しても、きちんと食事の流れを組み立ててくれて、順番を追って出てくるので、机の上に置ききれなくなることはない。

3、ドリンクの注文は、タイミングによっては出てくるのが遅くなる。運がよければすぐ来るが、遅いと10分ぐらい。

4、お店の人に何か頼むときは簡潔にはっきりと。話しながら迷ったり考えたりしていると、途中でも「以上でかしこまりました」と言っていなくなってしまう。お店の忙しさに比して店員さんの数が少なめだから仕方ない。しかし決して不機嫌そうであったり、偉そうだったりはしない。感じは悪くない。

5、メニューに出ているのはごく一部。店員さんのお薦めに従って注文すると、その日オススメのホルモンが食べられる。ただし、稀少部位は注文数に制限がある。

6、室内で七輪を焚いて焼くため、煙の量がハンパではない。排気ダクトはあるものの窓はなく、追いつかない。匂いがついても良い服装で行くこと。または、ビニール袋を用意して上着等を入れる。

7、網を変えてくださいと言いにくい雰囲気。でも変えなくてもなんとかなる。

8、制限時間があるらしい。今日は比較的空いていたせいか、4時間弱いることができた。ラッキー!

9、値段はごく一部のメニューがメニュー表に出ていたが、あとはその日の仕入れ次第なので、正直言って明細はよくわからない。でも全体的に安い。メニュー表に出ている中で最も高価なメニューが、上タン塩1400円だ。ホルモンは530円~1100円。平均800円前後。これだけの高品質でこの値段は良心的。

そんなところでしょうか。普通にきっちりおもてなししてもらえないとイヤ!という人には向かないかもしれませんが、美味しいものを食べるためならお店側と譲歩しあってもOKという人には特に何も問題ないと思う。

あくまでも譲歩しあうのであって、店側が上から目線じゃないところがポイント。この差は大きい。しかし本当に忙しそうなので、お客さんが手を煩わせたりすると反応が冷たいように感じる場合もあるかもしれない。それでもリピーターは後を絶たない。
         
そう、なぜならここのホルモンは噂に違わず、すごーーーーく美味しい! すべての皿が、今までにないホルモンの味わいを教えてくれた。

肉質が良いというのは大前提なんだけど、それぞれの部位に合った食べ方をとことん追求した味つけと切り方がスゴイ。

かなり大きめに切っている部位もあるかと思えば、細切りだったり、薄切りだったり様々に形を変えて出てくる。筋の方向性を考えて、絶妙なカットをしている。

また、味つけも部位ごとに違いがあり、タレひとつにしろ、味加減、絡め具合、色合いなどすべて違っている。塩味は塩味で、塩の振り加減、浸透度が完璧に計算されている。だからこんなにウマイんじゃないかな。

前フリが長くなってしまった。写真をご覧ください。

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ハツ刺し。心臓ですね。ハツを刺身で食べたのは初めて。素晴らしい鮮度! 箸でつまむと柔らかいのだけれど、噛むとボリンボリンと適度な歯ごたえがある。内臓喰ってるーっていう実感。甘めのタレが意外によく合う。添えられた和辛子をつけるとなお良い。このマッチングがゆうじマジック。

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レバ刺し。これもうま〜〜〜い。血なまぐささが全くしなくて、いつも食べているレバ刺しと違うもののよう。ツルンツルンと喉に入っていく。味つけは、ニンニクと胡麻油で。このニンニクもチューブニンニクみたいなのじゃなくて、きちんとすり下ろしたばかりの生ニンニクだった。しかも530円。安すぎる。

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塩ホルモン(680円)。ポニョポニョです!! 段違いに美味しい。大きめに切ってあり、かなり厚みもある。なぜか焼いてもほとんど小さくならない。クルッと丸まっちゃうこともない。味加減も抜群で、表面だけに塩が振ってあるのではなく、奥まで塩が入っていて、噛みしめるごとに旨みが出る。脂のかたまりなんだけど、脂っこい感じがしなくて、いくらでも食べちゃいそう。

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フワ。肺です。猛烈にうまい。ゆうじに連れてきてくれた人が、今日のナンバーワンはコレだと言っていた。私もかなり気に入った。本当にフワフワで、きめの細かいスポンジ状の肉片から、肉汁がプリプリ出てくる感じ。味覚的にはタン塩とハラミの良いところを足したような味。

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ハラミ(1100円)。ウッマー! けっこう強めの炭火で焼いても全然かたくならない。どの皿もそうだけど、鮮度抜群でシャキッとしている。牛肉的な重さではなくて、鶏肉のような軽やかさ。脂の質の良さがひしひしと感じられる。

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ハラミをじゃんじゃん焼いております。炭をケチっておらず景気よく焼ける。それにしても煙い(笑) 向かいに座ってる人の顔さえよく見えません!!

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テール。尻尾です。私の今夜のナンバーワンはコレ! 感動的にうまかった。コロコロの2センチ角ぐらいの大きさに切ってある。脂身と赤身がちょうど半々ぐらいで、他の部位の脂身よりも旨みが濃いめ。赤身の部分は特上カルビのような高級感。塩と胡麻油の塩梅が素晴らしく、どこからかじっても美味全開。高級レストランの料理にも引けを取らない味だと思った。

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マッコリの甕入り。2100円だったかな? 見ての通り、本当に甕(笑) 大きい〜〜。私はお酒が飲めないからいただかなかったけど、飲む人には最高だったみたい。韓国では男はジンロ、女はマッコリが常識なんですって。今日ご一緒させていただいた韓国通の人が言っていた。

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白菜キムチ。これもよくできている。一般的なキムチよりも、やや酸っぱい。辛さより酸味のほうが強い。このバランスがとてもいい。韓国ではこういうふうに酸味が強めのほうが人気なのだそうだ。確かに毎日食べるには、これぐらいの味加減がちょうど良いのかも。

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コプチャン。小腸です。シロ、丸腸、コテッチャンなどと呼ばれる部位。これは今日の大人気メニュー。みんなのアンコールが多くて、結局4人前ぐらい頼んだかな? 塩でもタレでも最高。

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ミノサンド。コリコリしたところと脂身がサンドイッチになってる。歯ごたえの心地よさと、脂身のうまみと両方いっぺんに味わえる。これは味噌ダレ風になってた。私は味噌ダレがけっこう苦手なんだけど、ゆうじの味噌ダレは全然いやじゃなくて美味しかった。

ココログは一度に1MBまでしかアップできないので、かなり割愛してこれぐらいです。ほかに、センマイ刺し、ミノ、ヤン、ギアラ、テッポー、タン塩、テールスープなどもいただいた。

センマイ刺しは見た目も白く美しく、臭みが全くなくて味わい深い。さっぱりとポン酢でいただく。

テールスープはコムタンクッパのライス抜きの状態。ここにライスを入れてもらってコムタンクッパで食べたかったなあ。今度行ったらお願いしてみよう。白濁したスープのコクがハンパじゃない。心にしみる美味しさ。

4時間もお店にいて、これだけキツキツになるほど食べて、お酒も飲んで、お会計は6名で3万6千円。思ったより安い。一人頭6千円。でもお酒を飲む人が多めに払ってくれた。嬉しい。

普通はホルモンて、こんなに大量に食べられないものだと思う。ゆうじのホルモンは質がいいから、いくら食べてもしつこく感じない。味にも変化がハッキリあって飽きないし。

楽しみ方にちょっとしたコツは必要だけど、そこさえつかめば最高のお店。私はとても気に入った。ホルモン好きの仲間を誘って、また二階席に行きたい。

追伸。隣のテーブルに、私の憧れの26歳の大人気俳優さんが座っていた! ななななんということでしょう。あまりにもまぶしくて声はかけられませんでした(笑)

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2009.07.06

自由が丘、鮨 波づき。産地直送ネタのランチ寿司。

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仕事の前にランチタイム♪ 自由が丘 鮨 波づきのランチにぎりをいただきました。

こちらはワジョルームから徒歩1分の至近距離。仕事前にサッとランチを食べるのにも便利だし、この前みたいに友人とゆっくり夕食を楽しむのにもふさわしい。

雰囲気がいいし、色々とワガママが言えるのもありがたい。板前さんたちが笑顔で親切だから、なんとなく何でも言えるんですよね〜。

「おかげさまでワジョリーナさんのブログを見て来てくださってる方が増えてます」と言われた。おぉー、それは嬉しい。

リニューアルしたランチメニューは、サラダやミニ天ぷらがつかなくなったものの、ネタの質をより一層向上させて江戸前にぎりの店として勝負に出た印象。ランチでこんなに上質なお寿司が食べられるなんて、素晴らしいと思う。

ランチにぎりは、1500円と2000円の2種類。今回は1500円のほうにした。

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まず最初に届いたのが、無農薬野菜の野菜寿司。波づきの野菜は大分県から無農薬野菜をわざわざ取り寄せているのだそうだ。

野菜だけでなく、魚介のネタも取り寄せ中心。全国から毎日、築地に出ないような珍しいものも含めて、産地直送で送られてきているとお聞きした。

この日の野菜寿司は、写真手前から、茄子、えのき、オクラ(梅肉のせ)、ミョウガ。それぞれに必要なだけさりげなく手が入っている。あくまでも野菜本来の味わいを大切にした仕上がり。

特にミョウガは私の大好物。ごく軽めの甘酢仕込みになっていて、もう本当に美味。

ガリのかわりに添えられていたのはラッキョウでしょうか? 普通のラッキョウより大きかった。味つけひかえめでサッパリしてる。歯ごたえカリカリ♪

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今日のお吸い物は、紫色と黄色のお芋。まるで和菓子のように美しく形を整えられたお芋だった。きめが細かくて上品なお芋。ほんのりと甘みのある魚介の出汁。丁寧に作られているせいか、見た目はあくまでも透明度が高く、口に含むとうまみが意外なほどに広がる。

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小鉢はゴマ豆腐。材料は牛乳と生クリームとゴマ。好みで塩をかけて食べる。最初にミルクの風味が優しく感じられて、後味にゴマのネッチリ感がほどよく残る。この絶妙なバランス、さすがです。

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真打ち登場! 江戸前にぎり6貫+手巻き1本。写真手前から、マグロ中トロ、いさき、マグロ赤身、ホタテ、甘エビ、トビウオ、かんぴょう手巻。トビウオは石川から、イサキは九州から。

一つ一つのネタの味がきちんと際立った個性を発揮している。役者揃いといった印象。ホタテの甘さ、プリプリのイサキ、本物の味のマグロ。

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トビウオは白身魚だったと思うけど、白身魚のふくらみと、青魚のような野趣と、赤身魚のような味わいの豊かさが全部重なっているように感じた。

甘エビは大きめで、たっぷり感あり。醤油に負けない強い甘み。

かんぴょうの味つけ加減がこれまた私好み。やや太めで、甘すぎず柔らかすぎない。

私はランチタイムには時間をあまり割けないけれど、美味しいお寿司をスッと食べて仕事に向かうと元気が湧く。これからもちょくちょく行って、スタンプカードためようと思います(笑)

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2009.07.04

ワジョリーナブレス、7月の新作です。

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皆さまいつもワジョリーナブレスをお買い求めくださいまして、まことにありがとうございます!

上の写真は、ギフト用のパッケージです。金色、銀色、花柄など、6種類ほどご用意しています。ピロー型ギフトボックスといって、使用前はぺたんと1枚の紙のように薄く、使用時は左右のフチを折り上げるだけで立体的になるという便利モノです。見た目がスッキリしていて気に入っています。

ギフト用にブレスをお買い上げくださった方は、無料でこちらのギフトボックスにお包みしますので、お気軽にお申し付けください。

ギフトの場合、相手の方の写真があると助かります。エネルギーの合うものを選びやすくなります。写真がなくてもプロフィールをお聞きできれば大丈夫です。もし可能でしたら、手首のサイズを測ってメモしてきていただけると助かります。後からでもお直しできますので、不明でも構いません。

ブレスをご希望くださる方は、カウンセリング中に声をおかけください。カウンセリング時間の終了後、ブレスをお見せいたします。私が波長をリーディングして、ベストのものをお選びしますね。お薦め順に、3本ほどご紹介しますので、実際にお着けになって印象を見てください。

皆さまにお似合いのブレスが見つかりますように♪ 

それでは新作をご覧ください。


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1)夏なので海の色のブレスを作ってみました。中央の濃いブルーはラピスラズリ。金色のパイライトが入っていてきれいです。ラピスの左右はカイヤナイト。小粒ですがかなりグレードの高いビーズが手に入りました。水色の石はブルーレース。白い石はムーンストーンです。タイヤカットのボタン水晶は流れが流麗で、大人っぽい雰囲気。たましいを深いレベルで沈静化させ、洞察力、創造力を増し、眠っていた才能を力強く引き出すパワーが宿っています。静かに、でも着実に、周囲の人にオッと言わせるような変身を遂げられるかもしれません。大いなる海が持つ、浄化力と母なる穏やかさに包まれてみてください。お値段は9000円。

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2)パッと見はカラフルですが、きちんとした大人の女性に似合う石の組み合わせです。紫色はアメジスト。こんなに濃い色のアメジストは、この頃なかなか手に入りにくくなりました。ピンクのビーズはピンクコモンオパール。恋愛成就の石として名高い石です。状況を打破し、新しい出会いを迎え、着実な結婚、そして子宝に恵まれるという、女性としての人生をフルコースでサポートしてくれると言われています。アメジストも恋愛の女神が宿る石ですから、相乗効果でラブラブオーラが大きくなりそう。お値段は7000円。


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3)大粒で色味の美しいヒスイを中心に、マザーオブパール、ピンクコモンオパール、ブルーレースのビーズを大小とりまぜたサイズでつなぎ、遊び心を持たせました。ヒーリングパワーに優れ、心身や環境を浄化するパワーを持ち、やがて安心感に包まれる気持ちに導いてくれるブレスかと思います。恋愛、仕事、人間関係などに関して、イライラすることが多い方や、なんとなく疲れが溜まりすぎて、自分に対する自信が根底的に失われそうになっているときに、心をふわっとすくい上げてくれるような作用が期待できます。お値段は6000円。

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4)以前、オレンジアベンチュリンとローズクォーツで作ったことのあるデザインを、アクアマリンとローズクォーツの組み合わせにアレンジしてみました。恋愛と結婚の達成にエネルギッシュな変化を与えてくれるという石の組み合わせ。持ち主の魅力が伝わりやすくなります。間にあるキラキラ輝く石は、クラッククォーツ。邪気よけの石です。人間関係の悩みをクリーンにしてくれる作用があり、いつの間にか、いい人たちに囲まれてくるような変化があるかもしれません。お値段は7000円。

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5)こちらもアクアマリンを使っています。涼しげな印象です。透明度の高いアクアマリンと、S字カットのクリアクォーツの組み合わせで、海のさざ波のようなイメージが生まれています。中心の黄色い石はシトリン。ここにシトリンを置くことで、ピリッと辛口に引き締めて。意味としては、お金の悩みなく、穏やかな気持ちで、好きな人と自然な感じで一緒にいられるような雰囲気をイメージしてお作りしています。お値段は7000円。


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こちらでご紹介しているのは、ごく一部のデザインです。色んなデザインのブレスが、まだまだたっくさんありますので、ワジョルームでぜひ実物をご覧ください。テーブルには出していませんが、チェストからいっぱい出てきます!

女性用のサイズはSS(13cm)からLL(23cm)まで数多くあります。試着なさってサイズが合わなかったら、ご希望のサイズにお直しして後日すぐに郵送いたしますね。お子さん用、男性用も豊富にございます。

皆さまからお声がかかるのを心待ちにしております! どうぞよろしくお願い申し上げます♪

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2009.07.02

お茶の水、てんぷら山の上でランチ。

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親孝行シリーズ第二弾。お茶の水にある山の上ホテルのレストラン、てんぷら 山の上に行ってきました。

リハビリ中で外出が難しい母を好きなところへ連れていくという主旨で、今回のリクエストは「美味しい天ぷらが食べたい」だった。検討した結果、山の上ホテルに決めた。今のところ街場のお店よりもホテルのほうが安心かと思って。

それに天ぷら山の上は、池波正太郎ファンの私にとって一度は行ってみたい場所だった。前に行ったことのある友だちも「美味しかった」と言っていたし。

前日に電話で聞いてみたら、2時近くになれば予約なしでも入れるとのことだった。ちょうどその頃合いに到着。古き良き昭和の趣を残すエントランスとロビーを通り抜け、1階右奥の店に入る。

カウンター席を希望すると、白木のカウンターの奥から3〜4番目という最上席に案内してもらえた。真正面に料理長の島貫さんがいて、静謐な表情で天ぷらを揚げている。新鮮な白い胡麻油の匂いがほどよく漂っている。

料理長さんの背面にあるのは、写真でよく見る「氷の冷蔵庫」だ。扉を開けると中には枕ほどの大きな氷の塊があり、その上に置いたバットに下処理済みのタネが並んでいた。とても清潔感がある。


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冷蔵庫まわりだけじゃなくて、お席もオープンキッチンもピカピカ。座席の間隔が広めで、ゆったり座ることができた。席に座るとき、ちょうどいい姿勢で腰掛けられるようにホール係の人が何度も丁寧に椅子を引いたり押したりしてくれたのが印象的。そんなところにまで気を遣ってくれるなんて。

母の希望で、お昼のてんぷら定食(イ)の一番(5775円・サービス料別)をオーダー。活海老(2)、季節野菜(10)、赤出汁、御飯、香の物、抹茶アイスクリームのコース。

これに加えて、小柱のかきあげ、ミックスかきあげ、さつまいもも頼んだ。母がかきあげ大好きなんですよ〜。かきあげ頼みすぎ。

あとでわかったんだけど、コースの最後がコーンのかきあげで、続いて小柱のかきあげとミックスかきあげと来て、かきあげ合計3個。これが全部かなりのボリューム!! ひとつのかきあげで立派なかきあげ丼が一杯できるぐらいの大きさだった(笑) もちろん完食しましたけどね。フフフ。

では写真をダイジェストで。


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活巻海老の頭。サックサク〜。こうばしい海老の香りが空腹に利く。ふだん食べている海老は尻尾や頭を食べると堅いところが口に残っちゃうけど、高級な天ぷらはきれいに砕けて残らないのね。


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活巻海老本体。アチーッ。お塩をパラリとかけていただいた。山の上はカレー塩じゃなくて白い塩を出してくれるのだ。断然こっちがいい。海老は中がレアっぽくて甘エビのように甘い。シャキっというよりトロっとしている海老。衣はもちろんピシッとしてる。


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ミョウガ。ミョウガの天ぷらなんて初めて食べた! こんなに美味しいなんて〜〜。独特の苦みのある香りと、揚げることによってタマネギのような甘さがほんのり加わっていた。

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伏見唐辛子。辛味なしの大きい唐辛子。これも初めてだったかも。ネバネバしてないオクラみたいな感じ。青みのある味が天ぷらの衣と合わさると相性抜群。


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小タマネギ。よくシチューに入れるようなペコロスよりは少し大きい。辛みがほどよく抜けていて、ホクホクの味。大きいタマネギのうまみを小さい玉にギューッと濃縮したような美味しさ。

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茄子。胡麻油の美味しさをジュジュッと吸い込んだ茄子。このあとオクラ、ホワイトアスパラ、いんげんと続く。ホワイトアスパラは噛み口からアスパラエキスがニジニジっと染み出していた。甘くて美味。いんげんは、細身のものを束ねて大葉で包んでから揚げている。とても香りが良い。

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ハス。ハスってこんなに甘くて美味しいんだろうか。サクサクと良い歯ごたえ。他のタネより少しだけ衣を厚めにしてあったような気がする。もしかしてタネによって衣の厚さを変えているのだろうか。


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アスパラ。今はまさにアスパラが一年で一番美味しい時期。最高のところをカリッと揚げてバクッと食べました。甘〜い。そして山菜のようなほろ苦さが少しだけ香るのですよね。まさに大地の恵み。大ごちそう。


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コースの締めは、コーンのかき揚げ。ポロンポロンのシャキシャキで、なんだか生のまま食べているようなイキイキした味だった。目の前に置かれたとき、「わあ巨大、食べきれるかな?」と思ったけど、本当に美味しくてもっと食べたいぐらいだった。

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追加オーダーの、小柱のかき揚げ。うんまい!!!! 小柱の味が濃いね〜。ずいぶん大きな小柱だった。それが惜しみもなくドサドサと目一杯入っている。こんなに厚みがあって大きいのに、中心まで全くボテボテ感がなく、どこを食べてもサクサクしていて、空気をふんわり含んでいる。まさに達人のワザ。

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ミックスかき揚げは、天ばらにしてもらった。料理長さんが、天丼、天ばら、天茶から選べると言ってくれた。天茶も食べたかったけど、天ばらって食べたことなかったからなー。

恥ずかしいけど「天ばらってなんですか?」と聞いてみた。「かき揚げをばらばらにして塩を振ってごはんにまぜたものです」と教えてくれた。ふわー、うまそう。

食べてみたら、やっぱりすごく美味しかった。かき揚げの中身は海老がほとんどで、野菜が少しだけ。贅沢なかき揚げだなあ。

ミックスかき揚げと聞いて、私と母がイメージしたのは、にんじんとたまねぎと桜エビのかき揚げ。運がいいとイカゲソが入ってる。ああ、それってサービスエリアのかき揚げ蕎麦ですね(笑) 全然次元がちゃうやんけ。

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母は小柱のかき揚げを天丼にしてもらった。天丼は甘口と辛口から選ぶことができて、母は甘口。味見させてもらったら、上品な甘口のタレで、伝統の味の深みを感じた。

ごはんものと一緒に出してもらった赤出汁と香の物がまたとても美味しくて! 特に茄子のぬか漬けはビックリするほど美味しかった。昭和40年代のおばあちゃんのぬか漬けの味。ぬか床が相当いい感じになっているんではないかと。これはどこにも真似ができないでしょう。


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スペシャルオーダーのさつまいも。これぞ山の上ホテルの味。死ぬまでにこれを食べてみたかったんだ〜〜。大根ほどもある太いさつまいもを8センチぐらいの長さに切って、じっくり低温で揚げたもの。

タテに4つに切り、母と私に2切れずつ置いてくれた。いや〜〜、この大きさ。この切り口のホクホク感。すごい。すごすぎる。テンションマックス。

「ブランデーを切り口に振りかけてお召し上がりください」と言われた。ブブブブランデー。オシャレだなあ。私お酒飲めないけど平気だろうか。ためしにちょっとだけ振って食べてみたら大正解。お酒の匂いなんて全然気にならなくて、上等な洋菓子を作り立てでいただいているような贅沢な味。素晴らしい。

聞けばこのさつまいも天は、作るのに30〜40分はかかるのだそうだ。だから最初にオーダーしないと急には出てこない。

20分ぐらいで火は通るのだけど、そのあとじっくり10〜20分間熱を加えることで、ホクホク感と甘みが増すのだとか。外はパリッとクリスピー。中身はホクホクで甘みの宝庫。でもベタつかずホックリしていて身離れがいい。


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よく食べた〜。でも最後のアイスクリームは別腹。母は抹茶アイス。私は甘夏アイス。心ゆくまで天ぷらを堪能できて幸せな気持ちになれました。感謝しております。

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2009.07.01

8月分のご予約、ありがとうございました!

R001162004_2皆さま、今回も手相カウンセリングの予約お申し込みをまことにありがとうございました。

ただいま定員に達しましたので8月分の予約を締め切らせていただきました。

フォームからのお申し込みが正式に受信完了となった方には、24時間以内に「ご予約のお申し込み、ありがとうございました!」という表題のメールをお送りします。

予約を申し込んだのに上記のメールが届かないという方は、お手数ですがメールでご氏名を添えてご連絡くださいませ。

次回の予約申し込み開始日は、2009年8月3日(月) 夜23時です。1日ではないのでご注意ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

それでは、皆さまにお会いできる日を楽しみにしております♪

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