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2009.06.18

西麻布トルナヴェントで北イタリア郷土料理のランチ。

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西麻布のイタリア料理店、トルナヴェントのランチを食べてきました。

このお店は私が今年中に行くのが目標だったうちの一軒。念願達成♪ とにかくこのお店は評判が良く、気になってしょうがなかった。食べログでも今日の時点で、東京のイタリアン3010軒のうちベスト8位にランクインしている。北イタリアの郷土料理なのだそうだ。

先月、この近くにお住まいのデザイナーのYさんを誘い、いよいよ行こうと思って予約の電話をしたら、今のところランチは水土日曜しか営業していないとのこと。木曜のボイトレの前に行けたら好都合だったのだけど、こうなったら無理にでも水曜日に行くしかあるまい!

スケジュールを調整して一週間前に電話で予約。よかった、まだ席が空いていた。ネット情報によると、あんまり直前だと予約が取れないこともあるとか。席数自体、多くはないし。6人入れる個室の他は、テーブル席に20人も入れば満員だ。あとはカウンター席が少々。

場所がややわかりにくいかも。西麻布の交差点から六本木通りを六本木ヒルズのほうへ向かって歩き、サンクスの手前の「鶏繁」のカドを右に曲がり、50mほど先にある左カド(コンクリート打ちっ放しの低層ビルあり)を左折。突き当たりの地下にある。

トップの写真の三角屋根の建物がトルナヴェント。真後ろに六本木ヒルズがドーンと見える。曲がり角にあるコンクリート打ちっ放しの低層ビルのあたりから撮影。半地下なのでよけい見つけにくいかも。私は迷わずに行けたけど、Yさんも隣のテーブルの人たちも迷ったと言っていた。

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こちらのお店、写真撮影は不可なのでお料理の写真は撮れなかった。でもそのせいもあってか、店内は落ち着いた雰囲気でいつまでものんびりと過ごしていられそうな穏やかさだった。たまにはこういうのもいいかも♪

写真を探したら食べログのクチコミページに少し出ていた。以前は撮影OKだったらしい。こちらの方のブログにランチの写真が。個室でディナーを召し上がったこちらの方のブログにも写真が。ご参考に。

まず、マダムの笑顔と接客が本当に素晴らしい。そして半地下ながら日差しが明るく降り注ぐ店内は、すみずみまで清潔。ゆったりしたテーブルと椅子。センスのいい煉瓦敷きの床。壁にはトーマス・マックナイトのシルクスクリーンが何枚も飾られている。

マダムに「素敵な絵ですね」と話しかけたら、「ありがとうございます! マックナイトの作品は背景に月が描かれているのが特徴で、レストランの席から月が見える景色へとつながっているような感覚がしたら素敵だなと思って飾っているんですよ」と教えてくれた。なんてオシャレなんだろう〜。

ランチコースは3800円の定番と、6800円のシェフおまかせコース、あとは夜のメニューと同じアラカルトメニューの中からも選べる。

私たちは定番ランチの3800円コースをオーダー。前菜、パン、パスタ、メイン、デザート、コーヒーor紅茶が出てくる。

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最初に出てきた前菜でもう喜びの針が大きく振れた。直径30cmはあろうかという大皿に、7種類ほどの前菜が彩り豊かに、なおかつ量的にも豊かに盛りつけてあった。この前菜とパンだけで、小食の人ならおなかいっぱいになるんじゃないかと思うほど。

今日の前菜は、ヒラメのカルパッチョ(バジリコソース)、仔牛の薄切りの冷たいツナソース添え(ヴィテッロ トンナート)、ムール貝の上にガスパチョのようなトッピングの乗ったもの、グリーンサラダ、ポテトサラダ、紫豆のマリネ、豚の甘酢マリネ(カルピオーネ)、生ハムたっぷりのカプレーゼ。

すべてが妥協なく美味。特にカルパッチョとヴィテッロ トンナートとムール貝は、素材も調理もここだけの特別な味を感じた。

パンはアツアツのフォカッチャが2種類。こんがり焼けたタマネギのトッピングと、ローズマリーのノーマルバージョン。できたてでほわっほわです。

パスタとメインはそれぞれ3種類の中から選ぶ。パスタは毎日、粉の種類も形も変えてシェフが手作りしているのだそうだ。

Yさんは海老の塩味リングイネ、私はトリッパのトマトソースのガルガネッリを選んだ。ガルガネッリはペンネのシマシマが横に入ったような感じのショートパスタ。こういう形。←この方のブログ、以前から私は大ファンです。

一般的なペンネよりやや薄めに生地が打ってあり、食感がペロンペロンとしていて快感。乾麺のような芯の硬さはなく、しっかりとコシはあり、口当たりがすこぶる良い。 

パスタの形に合わせてカットされたトリッパが、それはそれは柔らかく優しくトマトソースで煮込まれていた。そこへチーズをパラリと振って、オーブンで少々焼き目をつけてある。なんというニクイ小技。完全に美味しい。文句ないです。出てきたとき、少し少ないかな?と思ったけど、思いのほか満足の行く量だった。

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メインは、豚肉、羊肉、鮮魚から、迷いに迷った末に二人とも「豚ロースの炭火焼き」を選んだ。

ゴロンとしたその厚みに驚き! ナイフで切り分けると、熱は十分に通った上で赤みをところどころ残している。透明感のある肉汁がしたたり落ちた。温かいのに生で食べているような気持ちにさせるフレッシュな柔らかさ。塩加減も抜群。なんて美味しいんだろう!

つけあわせは、オーブンでゴロゴロ焼いた新じゃが、アスパラ、にんにくと、ゆでたブルーカリフラワー。芯まで柔らかく甘く焼けたにんにくを豚肉に乗せて食べると、これがまた格別! 心から満足。

デザートはセミフレッド。生クリームと卵の黄身を冷凍したものでしょうか? そんなような味がした。切り刻まれたたくさんのナッツとカラメルソース、生クリームの怒濤の渦。甘すぎず、どことなく香ばしいかおりがして美味しい。

最後のミルクティーをゆっくり飲んで、平日の午後の幸せを噛みしめた。

「トルナヴェント」という言葉は、「風がまわる」という意味なのだそうだ。文字通り、爽やかな風がまわるような心地よいお店だった。初めて行ったのに、我が家のようにリラックスできた。

「メニューはどれぐらいのスパンで変わるのですか?」と聞いたら、「その都度少しずつ変化はありますが、大きくは季節ごとに変えています」とのことだった。ならば季節ごとにぜひとも時間を作って訪れたい。人数が集まったらディナーにも行きたい。かなりリピートしたくなる魅力があふれまくり。皆さんも、ここは行ったほうがいいですよ〜。

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コメント

もぉ妄想力をフル回転で味わってみました
写真撮影不可というお店もあるんですね。
う~ん勿体ない!と思っちゃいますよねぇ

でも、ワジョリーナさんの レポ完璧ですよ。写真がないのにここまで 表現できるなんて さすがです。ぜひグルメ本出版してください。いの一番でサインもらいに並びますからっっ

投稿: 年齢不詳 | 2009.06.18 16:53

年齢不詳さん
撮影不可には色々な事情がおありなんだろうな〜と推察しています。
お料理がかわいそうなほどうまく撮れてない写真が
ウェブに掲載されてしまうリスクも大いにあるでしょうし、
レストランで写真を撮る行為自体、少し前までは特別なことだったはず。
最近はブログがブームで当たり前になってきましたが
撮らせていただける場合はお店の好意であって
当たり前のことと思ってはいけないよな〜と私は考えています。

グルメ本、出たら買ってください(笑)

投稿: ワジョリーナ | 2009.06.18 22:32

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