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2009.05.04

史上最愛のパン屋さん、伊勢原ブノワトン。

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晴天のゴールデンウィーク。伊勢原のパン屋さん、ブノワトンに行ってきました。

ここは私にとって、史上最愛のパン屋さん。先日「Voce」のパン特集にコメントを掲載してもらったときにご紹介したのが、このブノワトンだったのです。

数年前まで、私は年間100軒を超えるパン屋さんを訪ねることを好んで続けていた。最近はそれほどまでわざわざ訪ねて行ってはいないけれど、パン屋さんを見かけると入らずにはいられない。歴としたパンラヴァーです。

そんな私を最も夢中にさせた、ブノワトン。何しろスゴイ。美味しさのレベルが段違い。最高のレシピと素材と腕を大前提として、気合いの入り方が全然違う。全くもってしてこんな素晴らしいパンは食べたことがない。

ネット情報によると、パンの種類によって使う小麦粉の種類を変えて、毎日その日に使う分の小麦粉を石臼で挽いて使用しているらしい。こだわりの小麦粉と、丹沢の美味しい水は、何よりの天の恵み。ブノワトンが東京に店を出さないのは、丹沢の水が必要だからかなあと思う。

味の感じ方は百人百様であろうけれど、私にとってここのパンは、腰を抜かすほどのうまさ。どの種類を食べても、卓抜したセンスに感服し、「うーん、うまい。素晴らしい。完全にうまい」それしか言えない。

ただしブノワトンのパンは、できたて命のアイテムが多い。ハード系や食事パン系などは翌日でも十分美味しいけれど、総菜パンやパイ生地系、バター系のパンは買ったらすぐさまその場で食べるのがベスト。

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店を出てから駐車場で車に乗るまでの短時間に、クロワッサンやバター系のパンをババババッと食べる。店先にちょっと座る場所もあるので、そこで食べてもいい。

とにかく早ければ早いほど美味しい。ブノワトンのパンは、パン屋さんのパンというより、完成された一品の料理なのかもしれない。

特にクロワッサン! 焼きたてでまだほんのり熱が残ってるぐらいのクロワッサンが手に入ったときは世界一幸せ。その場でバリバリサクサクポロポロと生地を舞い上がらせて食べるのは最高。木の葉のように薄く、堅くなくハラリハラリと砕けて、フレッシュなバターの香りがスーッと残る。この店の一番の人気商品だ。

今回は残念ながらクロワッサンが売り切れで買えなかった。電話しておけば取っておいてくれるらしい。電話すりゃ良かった! 到着したのが午後4時ぐらい。「本日の商品は出ている限りです」と店員さんが店内のお客さんたちに声をかける。

いつもは店内で人とすれ違うのがやっとなぐらい混んでいる。今日は少し遅かったせいか、お客さんも少なめで見やすかった。店の前の駐車場には、水戸ナンバーや品川ナンバーの車が並んでいた。みんな遠方から買いに来ているようだ。

まあそれでも、選ぶ余地がある程度には残っていた。一番上の写真、手前から左回りに、メープルシロップのバタートースト、一つ飛んで、ブリオッシュ、つぶあんパン、よもぎとホワイトチョコのパン、オレンジピールのパン、焦がしバターのパン、いちぢくとくるみのパン。

一つ飛んでるパンは、母が買って食べたので詳細不明。

甲乙つけがたいほど、どれもが素晴らしい味。

焦がしバターのパンは、てっぺんが4つに割れてる形の小さなパン。外側はやや堅めにカリッと焼き上がり、中身は密度が高く、上から下まで平均化された柔らかい生地。どこから食べても味にムラがなく美味。こういう形のパンは得てして、上が甘くて下が焦げていて少し苦いことが多い。そういうムラが全くない。今オーブンで焼き上がったばかりのバターの香りそのもの。甘すぎず、粉の味がサラッとしている。

いちぢくとくるみのパンは、ドイツ風のパンだが酸っぱさがほとんどなく食べやすい。外側の堅さも口の中でゴリゴリするほどではなく、パリッとした歯ごたえを楽しんで、あとは粉とフルーツとくるみの自然な甘さを楽しむ感じになっている。誰にでも好かれる味。

よもぎとホワイトチョコのパンは、薄紙にくるりと包まれた小さなパン。よもぎの青々しさが主体になっていて、ホワイトチョコの甘みが時折アクセントになる。よもぎの生地をこんなに鮮烈なバランスで食べたのは生まれて初めて! オシャレだなああ。

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メープルシロップのバタートーストは、食パンの表面に厚くバターシュガーとメープルシロップが塗られ、ご覧のように非常に絶妙な焦がし加減に仕上がっている。中の食パンは白さを保ち、主食の役割をしている。このかぐわしい焦げ。こんなバタートーストを朝食に出すホテルがもしあったら、一泊10万円はしてもいい。

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アップルパイ。きめが細かくて上品なサクサクっぷり。中のリンゴのシロップ煮が甘さ控えめで、リンゴの酸味を柱にしている。大人のアップルパイ。

ブノワトンのオーナーの高橋幸夫さんは、湘南小麦プロジェクトという活動に積極的に取り組んでいて、ブノワトンのパンも湘南産の小麦を大々的に取り入れてパン作りをしていこうと突き進んでいる最中なのだそうだ。

店頭に置いてあったチラシによると、2009年度からは他県からの買い付けをやめ、湘南小麦のみで対応するとのこと。そのため生産量が落ちることもやむなしとの覚悟が書かれていた。それは更なる質の向上と安心を求めて、理想に近づくための高橋さんの決意。あっぱれです。ブノワトンのパン、ますます入手困難になるかもしれません。

都心からは少し遠いけれど、どんなに遠くからでもわざわざ行く価値がある店だと思います。皆さんもぜひ、エコバッグを持って買いに行ってください♪(エコバッグ推奨のため、手提げ袋は有料です)

本当に本当に好きです。心から愛してます、ブノワトン。

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コメント

船橋のピーターパンは行きました?

先日、宮城の塩竈神社行ってきました。
すさまじい階段なので、足の調子が良いときに行ってみてください。

投稿: あおき | 2009.05.04 12:38

おお!早速ブノワトンに行かれたのですね!?
うらやましい~ですう~ヽ(´▽`)/ヽ(´▽`)/
水戸ナンバーはきっと近くに住む義兄家族の車に違いないです。(厚木に住まいなのに水戸ナンバーに乗っている)
私にブノワトンを紹介し初めての美味しさを味あわせてくれた方です。

こんがりメープルトーストと大人のアップルパイ食べたことないです。見ただけでよだれが出ちゃいそうですね~
今度行ったら探してみまーす(≧∇≦)。

投稿: ohashi さっちゃん | 2009.05.04 22:46

あおきさん
私の憧れの塩竈神社さんに行かれたんですねsign03
そうですか階段がそんなにっ。
トレーニングして伺いまっすrunsweat01
船橋のピーターパン、2年ぐらい前に一度だけ行けました!
とっても美味しかったですcatheart04
教えてくださってありがとうございましたnote

ohashiさっちゃん
あらまー! そうだったんですかsign03
さっちゃんのご親戚の方だったなんて偶然ですねwink
ブノワトンは行くたびに品揃えに変化があって楽しいですよね〜note
収穫があったら教えてくださいねheart

投稿: ワジョリーナ | 2009.05.06 22:01

ワジョさんがコメントしている「VOCE」買いましたよhappy01
最近とても美味しいパン屋さんが気になりますshine
ワジョさんお薦めのここにも行きたいsign01
も~見ているだけでよだれでそうですbread

投稿: ひさえ | 2009.05.08 16:31

ひさえさん
Voce買って読んでくださったんですね!
嬉しい〜、ありがとうございますcatheart04
ブノワトンは絶対オススメ!
ぜひぜひいらしてみてくださいbreadbreadbreadbreadbread

投稿: ワジョリーナ | 2009.05.11 03:42

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