個室モール温泉のスイートルーム。十勝川温泉 三余庵。

さて今回の北海道旅行、終盤の二泊は温泉にこもりきりでひたすら休息を取ろうという方針で宿を決めた。それがジャジャ〜〜ン!! 十勝川温泉 三余庵です。
おお。贅沢してしまった。まさに命の洗濯です。ザブ〜〜ンと洗っちゃいました。
十勝川温泉は、帯広駅から車で15分ほど。帯広の隣町の音更町(おとふけちょう)というところにある。世界で二カ所にしかないモール温泉で、お肌がツルツルになる美人温泉なのだ。ムフー。
到着するとまず、エントランスで靴を脱ぐ。館内ではずっと館内履きを使用し、帰るときまで靴を預かってもらう。帰りまでに靴を磨いておいてくれるらしい。
まずはロビーでウェルカムドリンクの緑茶と、白豆のケーキと熱いおしぼりが出される。暖かい季節にはパークゴルフのコースになるという芝生の庭園を眺めながら、ゆっくり一息ついた。
三余庵は全11室のすべての客室にモール温泉が引いてある。それと別に露天風呂のある大浴場が男女別にあり、温泉三昧の設備。温泉ファンにはたまらない。タイル張りのモザイク風呂と、檜風呂になっていて、夜9時に男女入れ替えになる。
私たちのお部屋は「細雪」。洋室でツインベッド。リビングルームには30インチの液晶テレビとDVDプレイヤー、2.1chステレオスピーカーが備え付けてあった。お部屋で音楽を聴きたかった私には最高♪
1階にライブラリーがあり、本やCDをいくつでも借りられる。結局は部屋に備え付けのCD、神山純一「音楽紀行 十勝野」をずっと聴いていた。ヒーリング系の音で癒される。
このお部屋のお風呂は露天風呂じゃないけど、窓があって外の景色が見える。洗い場のある浴室で温泉、なおかつ自分の好きな温度に調節し放題で、誰にも邪魔されない個室。永遠につかっていられそうなぐらい気持ちいい。滞在中、一日3回ぐらい入浴してしまった。泉質的に湯疲れしにくいところもいいですね。
三余庵の客室は、日本文学のタイトルがつけられているのだ。客室のデスクの引き出しにそっと、「細雪」の文庫本が忍ばせてあった。
松の木を使用しているというフローリングが素足に心地いい。照明デザイナー近田玲子さんによる客室の照明は、趣向をこらしつつ十分な光量があり読書や談笑がしやすい。
ベッドは非常に清潔感があり、広さも十分。6種類の枕の中から好みのものを選ぶことができる。私は枕が2個ないと眠れないので、デフォルトの枕にプラスしてテンピュール枕を追加した。快適〜♪
暖房を入れなくても部屋は暖かい。リビングルームの足下の小窓を開けば、外から天然のクーラーが入ってくる。
部屋には氷入りの冷水ポットが置いてあり、空になったら電話1本で新しいポットと交換してくれる。このお水がとてもきれいで美味しい。水道水だと思うけど十勝の水は最高だ。
そしてトイレが異常に広い。たぶん車椅子の人が入りやすい広さを計算しているんだと思う。そういえばバリアフリーだし、身体障害者の方にも快適だろうと思う。
さて続いては今回のハイライト。怒濤の二泊三日食べ尽くし、三余庵料理コース写真集になります!
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コメント
はじめまして
温泉の口コミ・評判ブログ(北海道編)管理人の北海道温泉マニアと申します。
私のブログでは,北海道の温泉宿・旅館に宿泊したときのブログ記事を集めているのですが、大変恐縮ですけれども、事前にお許しを頂くことなくこちらの記事を私のブログの中で紹介させて頂いてます。
もしもご迷惑になる様でしたら、お手数ですけれども、私のブログのメールフォーム、またはコメント欄に「紹介をやめて欲しい」と申し出て頂けますでしょうか?
よろしければ、これからも記事を使わせて頂けるとうれしいです。よろしくお願いいたします。
投稿: 北海道温泉マニア | 2009.08.15 00:02
北海道温泉マニアさん
ブログでのご紹介ありがとうございます。
歓迎ですので今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
投稿: ワジョリーナ | 2009.08.15 05:08
ワジョリーナ様、どうもありがとうございます。
こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: 北海道温泉マニア | 2009.08.17 23:00