表参道、日本茶カフェの茶茶の間ぞうすい。
表参道でボイトレの前に少し時間ができて、茶茶の間でランチした。
Breavo-paraにまだ白金スタジオがなかった頃、この日本茶カフェの地下にあるスタジオが第二スタジオとして使われていた。そんなきっかけで、ときたま訪れるようになったお店。
茶茶の間の最大の特色は、日本茶ソムリエがいるという点。
お茶って淹れる人によって味が変わりますよねー。日本茶ソムリエが淹れてくれるお茶は、普段家で飲んでいるお茶とは別次元の美味しさ! 目を瞠る味わいです。格が違うって感じかなあ。そんな美味に出会える茶茶の間が私は大好き。
しかも日本茶ソムリエ氏、カッコイイ!! 日本茶をワゴンのコーナーで淹れていらっしゃる姿の美しさといったらもーたまりません。皆さんお店でぜひ和多田氏のサービスをご鑑賞あれ。
いつもはとびきりの日本茶を、ゆっくり時間をかけて5煎目ぐらいまで堪能している私。ランチタイムに訪問するのは初めて。
十種類ほどの豊富なメニューの中から、「茶茶の間ぞうすい」(1260円)を選んだ。
いつもだったら迷わず「豊熟豚タップリ肉肉丼」か「とろける軟骨角煮丼」みたいなお肉メニューを選ぶに違いないのだけど、ちょっと早起きしてバテ気味だったので、おなかに優しそうなぞうすいを選んだ。
プラス315円でデザートつき。わらびもちor白玉あずき。今日は白玉あずきにした。わらび餅は何度か食べたことがあるからね〜。わらび餅もトロトロで美味しいですよ。
ぞうすいを待っていたら、隣のテーブルの人にすんごい大盛りの野菜汁が届いた。なんという野菜量。どんぶりからこぼれ落ちそう。野菜マシマシ状態。あんなぞうすいが来たらオイラは食べ切れんと思った。
そして届いたぞうすいは、やっぱりどんぶりから出そうなぐらい大盛りだった(笑) あああ〜〜、大丈夫なのか私。野菜はあんまり食べられないんだよう〜〜〜。
と思ったものの、全然美味しく最後の一粒までいただけた。なんだ。美味しければこんなに食べられるんだな。
レタスと温泉たまごと長ネギの山に溺れかかっている茶色い豆粒は、もろみ醤油なんだそうだ。これを絞るとお醤油になるんだって。
ぞうすい全体の味付けも醤油ベースで、きっちりやや濃いめに味付けしてある。美味しい。きっとこれだけ味がしっかりついてるから、野菜もたくさん食べられるのね。
中に隠れている具材は、豚肉の薄切り、にんじん、さつまいも、大根、しめじなど。カレーの具になるぐらい大きめのカット。野菜食べてるぞ!という食べ応えがある。
そういえば店頭で、市場から持ってきたばかりのような段ボールをいっぱいに並べて八百屋のおじさんとおばさんが野菜を売っている。この新鮮な野菜が使われているのかしら。
つけあわせに、からし菜の小皿がついてきた。これを箸休めに食べるとますます野菜が美味しくなる。この丼の中、野菜とお米と同じぐらいの分量になっている。いや、野菜のほうが少し多いぐらいかなあ。私にとっては一週間分ぐらいの野菜を食べた気がする(笑)
体が暑いほどポカポカ。相当おなかいっぱいになった。まあデザートはベツバラってことで。白玉あずき登場!
けっこう塩味の効いたあずき。甘さ控えめ、塩味がキュッとして、あんこというよりあずき自体の豆の味を味わう感じ。鍋から今出してきましたというぐらいプリンプリンの白玉とともにいただくと、大人のデザートタイムを満喫できる。
なんだか心も体も満たされた。茶茶の間のランチ、いいな。今度またがんばって早起きして、ボイトレの前に食べに行こう。