パステルシャインアートを描いてみました。
二子玉川のこはるさんのお部屋で、パステルシャインアートのレッスンを受けてきました。
パステルシャインアートとは、キャラクターデザイナーで絵本作家の江村信一さんが1995年に発表したメソッド。
絵が得意でない人でもすぐに描けるのがポイント。これを描くことが心身の癒しにつながることから、心のケアにも活用されているのだそうだ。
パステルシャインアートについての説明は、こちらのページもわかりやすかったです。芸能人の方も習っているんですね。
こはるルームの壁にかかっている絵を見て、「きれいな絵ですね」と声をおかけしたら、「私が作った絵なんです。簡単なんですよ。こんど講座をやりますからいらっしゃいますか?」とお招きいただいた。
見た感じでは、とても簡単に描けるとは思えないような微妙なニュアンスが出ている絵だった。こはるさんはいつも謙虚だからなあ、と話半分に聞いておいた。
知らないうちに、こはるさんはこのアートを何年も習っていたのだそうだ。インストラクターの資格を得て、最近教え始めたのだという。
レッスン当日、人数分のパステルと画用紙とアミが用意されていた。このアミでパステルを粉にしてコットンや指で画用紙に丸を描くのだそうだ。
「ええっ、そんなに簡単なの!?」と思ったが、指の力の入れ方や、ぼかし加減でニュアンスがけっこう変わる。挑戦のし甲斐がある。
完成された世界を生み出すための紙の大きさや縁取りの仕方、合理的で整頓された手順があり、それさえ守ればあとは自由。好きな色を好きなだけ選んで、好きなようにグルグル描けばいい。
一枚目は、真ん中の丸を黄色に、まわりの色を水色にしてみた。何も考えずに気に入った色を選んで描いてみたら、なんとなくお月様みたいに見えて、いい雰囲気になった。私にこんな優しい絵が作れるなんて、思ってもみなかった。嬉しい。
二枚目は、真ん中を赤、まわりを黄色とオレンジで二重に囲んでみた。あー、今度は太陽みたいになった。それも灼熱の太陽ではなくて、ニコニコ笑顔のような表情の太陽かな。勝手に自分でそう思う。
続けてどんどん描いていった。最初は道具をうまく扱わなくちゃとか、片付けながらやらなくちゃとか思ってたけど、5枚目ぐらいからドップリと自分の世界に入り込んでしまい、「私のアトリエ」状態になった。
そこからが面白い。自分の内面がどんどん出てきた。頭がゆるゆるとほぐれる。頭の左右、耳の上のあたりから、ホワホワと湯気が出ているような気分。
6枚目に描いた、紫色の丸に青い背景の絵が、自分で一番気に入った。このパステルの紫色の優しい色合いが好き。背景もなんとなく、ゆったりした流れ感を少し出せたかな。いい感じで自己満足に浸れる。
あっという間に8枚も描けた。壁に全員の作品を貼って眺める。真ん中の縦二列が私の作品です。
ほかの人の作品を見るのも楽しい。あれは何に見えるとか、この作品を家のどこに飾りたいとか、自由に発言する。
こはる先生の作品はさすがに熟練していて、奥深いニュアンスが出ている。簡単だというのは本当だけど、やればやるほど奥の深い世界なんだなと思った。
絵を描いたあと、特別にお願いしてこはるさんにいつものヒーリングをしていただいた。
「最近、調子はいかがですか? 体で気になるところなどありませんか?」と聞かれ、咄嗟に「あれっ? 私はどっか調子悪かったんだっけ??」と思った。いつにない腰痛や肌の腫れがあったのに、しばらくよく考えないと思い出せなかったほど。これはアートヒーリングのせいですね、きっと。
とても楽しいし、頭がほぐれて癒される。もっとやりたいと思ったので、また次回も参加させていただくことにした。しばらくハマりそう。
パステルシャインアートは、こはるさんのホームページにはまだメニューとして掲載されていませんが、今後定期的に日曜日か水曜日に(毎週ではなく月のうち何日か)行われる予定と伺っています。
興味のある方は、メールでお聞きになってみてください。レッスンは2時間半前後で、レッスン代は5000円の予定だそうです。自分の描いた作品を持ち帰って家に飾れます。
私もさっそく飾ってみました! 一番下の写真、左が「桃」で右が「葡萄」なんです(笑) どの作品もみんな、何も考えずに描いて、あとから「アレに見えるなあ」とか「こういう気分だな」と感じ取って自分で題名をつけるんですよ。
本当に楽しかった。皆さんもぜひチャレンジして、自分のアートをお部屋に飾ってみてください。
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コメント
パステルがびっちり並んでるところを見てるだけで、にんまりしちゃうんですけどー!
投稿: オーヤ | 2008.08.07 11:56
オーヤさん
ですよねー。
子供のような気持ちで遊んじゃいました!
投稿: ワジョリーナ | 2008.08.08 05:36