自由が丘、オルタナティブの幸福なランチ。
節約生活をしているつもりでありながら、自由が丘でおしゃれなランチを食べてしまいました。お店の名前はオルタナティブ。
駒沢のバワリーキッチンと、表参道のロータスを立ち上げたシェフがオープンした新しいコンセプトのレストランなのだそうだ。両方とも行ったことないけど聞いたことある。超有名店よね?
こちらのお店は基本的には和食。ただし自由な発想を大切にして感性でアレンジしているのが特徴。お刺身あり、ステーキあり、揚げ物あり、クレームブリュレあり、締めは特上の中国茶、という世界になってる。
ワジョルームからは徒歩1分。モンサンクレールのななめ向かいのビルの2階です。1階は波づきというお寿司屋さん。←こちらも今度行ってみたいと思っておりますのよ。
お寿司屋さんの横の階段前に黒板があって、ランチメニューが書いてある。ランチは2種類。1200円と2000円。違いは茶わん蒸しがつくかつかないかだけみたい。選べるメインディッシュは同じ。
今日のメインは、「カツオの刺身サラダ」「チキングリルゆずコショウ風味」「ポークフィレ黒コショウ焼き」「イサキのポワレ焦がしバター」。この4種類の中から一つ選ぶ。
あとは「パルマ産プロシュートの前菜」と、「魚沼産コシヒカリ」「三陸フノリのお味噌汁」がセットになってる。
茶わん蒸しは「空豆とズワイガニの茶わん蒸し」。ほかに別オーダーできるメニューで「コンソメ茶わん蒸し フォアグラ」というのもあるらしい。たぶんこのページの上から二番目の右の写真の料理。美味しそう。
お店に入ると、感じのいいお兄さんに「お好きな席にどうぞ」と案内された。20席ぐらいのこぢんまりとした客席。
すごーくおしゃれだけど、緊張しちゃう雰囲気ではなくて、床がホコホコのカーペットで、観葉植物が元気で、風が抜けるようなイメージの気の通りのいい内装。妙に落ち着く。センスいいな。
お席の間隔も広めで、壁沿いのソファは深くゆったり座れる。店内最奧のサンルームの大きなテーブルでは、親子連れが楽しそうに食事をしていた。幸福な光景。今度あの席に座ってみたい。
私は1200円のランチコースで、「チキングリルゆずコショウ風味」をオーダーした。
ほどなく前菜が届く。思ったよりミニサイズだったけど味は美味しい。シンプルにフレンチドレッシングであえた葉っぱとプロシュート。
次にメインのチキンが来た。わー、これはボリュームがある。葉っぱに隠れて見えないところに、チキンのモモ肉がいっぱい入っている。
いやみのない、上品なゆずコショウ味。ソテーしてから軽くコンソメで炊いてある感じだった。上に乗ってるお野菜の量も十分で、お肉と一緒に口に入れると軽やかで良い後味。
チキンを二口ぐらい食べたところで、ごはんとお味噌汁と佃煮が来た。魚沼産コシヒカリ! 美味しい〜。さすがのお味。甘みがあって良い香り。何もおかずがなくてもいいぐらいだわ。
お味噌汁はなめこが入っていた。きちんと作られた正しいお味噌汁。外食だとなかなかありそうでない味。
佃煮は炊きたてだった。くどくなくて、でもしっかりと味はして、昆布の柔らかさがしみじみ心に優しく感じる。
1200円のランチなのに、真っ白な厚手のナフキンがきちんと用意されていて、割り箸にもこだわりがあり、食器の一つ一つにも神経が行き渡っている。
内装も料理も器も、すべてものすごく計算されているのだと思うけど、押しつけがましくないし、いやらしくない。食後に感じるのは、ただ普通に美味しいごはんを食べたという満足感だ。そこがすごい。
食事中、ここにいられて幸せだなーと思った。これからちょくちょく行くようになりそう。
帰りぎわおトイレを借りたら、そこがまた美しいデザインで! まあそうじゃないかと思ってわざわざ行ってみたのだけど、期待を裏切られませんでした(笑)
ランチは11時から15時まで、そのあと17時までティータイムで、ディナーは18時から24時だそうです。今のところ混んでませんよ〜。穴場かも。行ってみてください。
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コメント
こんばんは。
先日はありがとうございました。
「食事中、ここにいられて幸せだなーと思った」
との言葉を読んで
小さな幸せに気付ける人になりたいって思いました。
素敵なお店ですね。
私も行ってみたいです。
投稿: やすこ | 2008.06.12 22:11
やすこさん
こちらこそ、ありがとうございました。
小さな幸せ、意外と毎日さりげなく存在してますよね。
やすこさんの明日にも、幸せが訪れますように
投稿: ワジョリーナ | 2008.06.13 01:39