港区三田の華都飯店(シャトー飯店)でお食事会。こちらは清朝貴族の末裔、馬(マー)一族の経営する高級店。
よそいきの雰囲気のお店だが、日曜祭日の夜だけオーダーバイキングをやっている。お一人様5500円。飲み物代別。ホテルのディナーバイキングよりも安めでリーズナボーだわ。
お友だちのさわこさんが赤羽橋で働いてたとき、ここでランチの担々麺をよく食べていて、それがすごーく美味しかったんだって。
で、せっかく食べに行くならオーダーバイキングの日に!ということで日程を決めた。そしたら当日さわこさんがインフルエンザで来れなくなったorz.... お見舞い申し上げます。
集まってくれたメンバーは、パソコン通信PEOPLEで知り合った旧知の仲間。大人5人、子ども2人。子どもは料金半額です。
「イェ〜イ! パソ通のオフ会♪♪」なんつって語らう。話してたら全員がかつてこの周辺で働いていたことが判明。でもこのお店を知っていた人は一人もいなかった。穴場なのね。
とはいえ席は予約で満席だった。予約なしで来店した人は「本日は満席ですので」とお断りされていた。行くときは予約が必要ですね。
ディナーの開始時刻17時に集合。時間制限なしだよぉ! 食べるぞーーっ。頼んだメニューはこんな感じ。
前菜盛り合わせ、春巻き、蟹爪フライ、海老マヨネーズ、ワタリガニの春雨煮、水餃子、酢豚、フカヒレと蟹入りアボガドスープ、揚げ豆腐と豚肉の炒め物、シューマイ、担々麺、苺タピオカ、胡麻団子。
ムッハー! 食べた食べた。これ全部美味しかった。バイキングとしてではなくて、中国料理としてきちんと豪華で美味しい。オーダー制だから、もちろんどのお料理もできたてホカホカ。
素材にも高級感があるし、味つけがいい。やや濃いめの味つけながら、しつこさやしょっぱさは強くない。いくらでも美味しくいただける。私の好きな感じだあ。
写真、上から。
1)おせち料理みたいに豪華な前菜盛り合わせ。くらげがプックリしてて美味。
2)コロモが厚めでパリパリッッッとした春巻き。
3)本物の蟹肉ギッシリのデカい蟹爪フライ。こんな高級品がバイキングとはっ。
4)マヨネーズの風味が上品な海老マヨネーズ。
5)蟹の出汁を吸った春雨が風味絶佳の、ワタリガニの春雨煮。
6)野菜の擂り身スープのような優しい味のアボガドスープ。
7)この店の看板メニュー、擂りたての白胡麻の風味が最高の担々麺。
8)フレッシュな苺の香りがする苺タピオカ。
9)揚げたてアツアツ柔らかくて美味しい胡麻団子。
料理の名前は覚えられなかったから適当です(笑)
一番美味しかったのはやっぱり担々麺でしたね! 酸味と胡麻の丸みが良い感じに収まっていて、ツルっとしたストレート麺がバチっと絡まってる。素晴らしい一体感。トッピングのチャーシューも柔らかくて美味しい。
この担々麺は確かにわざわざ食べに行きたくなるわ。サイズはフルサイズと、ハーフサイズ、3分の1サイズから選べます。写真はハーフサイズ。
あとはワタリガニの春雨煮もポイント高かったですねー。ワタリガニのぶつ切りと春雨と、あとちょっとネギが入ってるぐらいでシンプルな料理なんだけど、とてもお味が良い。蟹は偉いなあ。こんなに出汁が出て。
隣の席の人が食べていた、冬季限定の白菜鍋(酸菜火鍋)がすごく気になった! 白菜漬けみたいなカタマリを鍋にドサっと入れていた。美味しそう〜〜〜。これは4人以上で要予約だそうで、バイキングメニューには入っていない。
3月の初め頃までで終わりだってお店の人が言ってた。うーん、そしたら行けるのは来年になるかなあ。
反対側の隣のテーブルの人は、山盛りの桃まんにローソクを立てて「お誕生日おめでとうございます」と言われていた。かっわいい! 羨ましいな〜。桃まんの山。
お店の人たちは、高級店の店員さんらしい気品と穏やかさを備える紳士淑女の皆さんだった。このお店を大切に思う気持ちで、長いことこうしてここを守ってきた人たちなのだろうなあ。老舗の人たちの持つこうした気品に触れることができるのも、高級店の良さなのかも。
好印象でした。ランチにも行ってみたいな。そしていつかは白菜鍋を!!