銀座季楽、佐賀牛のせいろ蒸し。

なぜかご馳走続きの年末年始。牛肉ばかり食べています。今年はこの調子でご馳走ばっかり食べられるのでしょうか。だったらいいなぁ。

本日のご馳走は、佐賀牛のせいろ蒸し。銀座・並木通りの佐賀牛 季楽というお店。佐賀のJA直営店だそうです。

2日前に電話で席の予約をお願いしたらギリギリで取れた。人気のお店なんですね。

場所は並木通りの三笠会館のお向かい。新しいビルの５階にある。ステーキを食べる鉄板焼きの席と、せいろ蒸しを食べるテーブル席に分かれている。

ゆったりしたテーブル席は大きな体の私でも座りやすいぐらい広い。スッキリきれいな内装です。

しばらく前にテレビ（ぴったんこカンカンだったかしら？）で小朝さんがこの店を紹介していて、「美味しそう！絶対行きたい！」と思っていたの。

その上、メントレで石塚さんがゲストに出ていたとき、「あらゆる牛肉の食べ方をしてきた中で最も美味しいと思う食べ方」といって、せいろ蒸しを紹介していた。それを見て、ますます食べてみたくなったのさ〜。（石ちゃんが紹介してたのは別のお店）

狙いはお得なランチタイム。ディナーだと12500円の佐賀産和牛せいろ蒸しコースが、ランチだと5800円で食べられる。

ランチのせいろ蒸しはお肉のランクが三段階あり、国産牛のコースだと3800円、最高級佐賀牛だと9000円。真ん中をとって5800円にしてみました。

前菜盛り合わせは４種盛り。牛肉のたたき、ウニと野菜の擂り身のゼリー寄せ、サーモンの刺身で魚の擂り身を巻いたもの、白身魚と豚肉とじゃがいものテリーヌ。なかなか凝ったお料理ですね！　色合いもきれい。

前菜を食べ終わる頃、大きなせいろが運ばれてきた。IH調理器に鍋が置かれ、お湯が注がれる。その上にせいろが乗り、最初は野菜だけ5分ほど蒸す。

せいろで調理してお皿に取り分けるところまで、食べ終わるまで全部お店の人がやってくれる。店員さんが大勢いて、すごくよく面倒を見てもらえる。気持ちのいい接客です♪

野菜が蒸し上がり、お肉が登場した。大きめのお肉が一人4枚ずつ。一枚がハガキぐらいの大きさです。野菜の上にお肉を並べてもらい、3分ほど待つと出来上がり！　ぽん酢かごまだれにつけてお好みで食べる。そうか。そういうお料理なのね。

せいろのフタをお店の人に開けてもらい、「ミディアムレアぐらいの蒸し上がりでいがですか？」と聞かれた。うんうんうん、すごくいいです。小皿によそってもらう。

キャー！　このお肉、めちゃめちゃ柔らかくて美味しい！　しゃぶしゃぶに似ているのだけど、脂が落ちないからしゃぶしゃぶよりもプリンプリン。赤身と脂身の味と香りをすべて堪能できる。牛肉好きにはたまらない。こりゃあ至福の時間だわ。

野菜は6種類。白菜、わけぎ、しめじ、しいたけ、水菜、ネギ。この野菜もできるだけ佐賀産のものを使っているんだそうだ。すべて細切りになっていて、蒸すことによって食感良く食べやすくなっているし、何より野菜の甘みがすごく引き出されている。美味しい〜。

野菜嫌いの私でも、せいろにいっぱいの野菜を最後まで美味しく食べられた。お肉の肉汁と脂が野菜に軽く染み込んで、超いい感じになっちゃってるんですよっ。もう最高におなかいっぱい。幸せいっぱい。

このあと炊きたての釜飯が、彩りよい漬け物と一緒に出てきた。野菜と蟹のほぐし身の炊き込みごはん。この蟹が甘くてとても美味しくて！　でもおなかいっぱいで限界・・・。残してしまいました。

そのあと更に、デザートの盛り合わせがっっ。うおー、本当におなかいっぱい。しかしここは別腹。すべて食べる。ライスプリン、みかんのソルベ、モンブラン。心のこもった手作りの味だわ〜。めちゃ美味しい。

隣のテーブルから漂ってくるステーキの香りも、ものすごく美味しそうだった。今度はステーキのほうを食べに来ようと誓った。佐賀牛すばらしい。ごちそうさまでした。