食パンが焼けるまでの2時間。

今日はお休み。近所の友だちのなおちゃんと、いつもの店でランチを食べた。相変わらず安くて美味しいわ〜。

「これからうちでパンを焼いてあげるから来ない？」と、なおちゃんに誘われた。おおおお、手作りパン！！　

蒲田の黒湯温泉に行こうと思ってたけど、そっちを却下してパンを選んだ。パン大好きだも〜ん♪

なおちゃんは何ヶ月か前から、ABCクッキングスタジオでパン作りを習ってる。「楽しいから体験レッスンにおいで」と誘われているんだけど、なかなか時間ができなくて行ってない。

ABCの教室って、おしゃれっぽいですよね。丸の内の教室や、渋谷の教室を通りがかりに見たことがある。ガラス越しに、うら若い女子たちがエプロンを着けてパンを焼く姿が目にはいると、まばゆいほどの輝きを感じてしまう。うきゃ〜。

そんなおしゃれなABC仕込みのパン。目の前で、粉から作る工程を全部見学させてもらった。

私のリクエストは食パン。粉をまぜて、発酵させて、丸めて型に入れて、焼いて。全部で2時間ぐらい。なおちゃんが作ってるのを見てると、すごくシンプルで簡単そうに見える。おそらく私がやったら大変なことに・・・。

粉をまぜてるときからもう、良い匂いがしてきた。発酵を終えて、焼き始めたらもう美味しいパン屋さんの匂いでいっぱい。この匂いをかいでいるだけで幸せになれる。

仕上がりは写真の通り、絶品！！　こんがりサクサクに焼けた表面と、プックリきめ細やかにふくらんだ真っ白い中身。何もつけなくても食べられるぐらい美味しかった。

おにぎりも、にぎる人によって味が変わるけど、パンもそうなのかなあ。シンプルな食パンを、こんなに美味しく作って、こんなに幸せな気持ちにさせてくれる友だちがいて、ほんとうに恵まれていると思った。愛を感じる〜〜〜！！

パンを作ってもらってる2時間のあいだ、今まで人に話せなかった辛い経験や今の悩みや夢を、すごく素直に話せた。なんでかなー。気持ちがゆったりしたみたい。

なおちゃん、どうもありがとう。私も体験レッスン行ってみるわ、今度。（いつだろう？）　女に生まれたからには、愛のあるパンを焼ける女になりたいね。