イヴァン・リンス@ブルーノート東京



ドラム教室とボイトレのハシゴのあと、青山のブルーノート東京で、イヴァン・リンスのライブを見た。
日本では知る人ぞ知るといった存在かと思うけど、ブラジルでは大スターなんですよ。ボサノバ以降のブラジル・ポピュラー音楽界の第一人者と呼ばれちゃってるんですよ。よろしくね。
まあ私が知ったのもごく近年のことで、リー・リトナーのライブDVDにゲスト出演しているのを見て、「リトナーのステージなのに、えらい主役の食いようだなあ」と思ったのが最初だった。
容赦ないスターオーラ。ブラジルのおっさんらしく、めちゃ楽しそうに歌う。リトナーはリンスが好きでたまらないんだろうなと思った。
リトナーだけじゃなくて、クインシー・ジョーンズやジョージ・ベンソンや故マイルス・デイヴィスもリンスを大好きだっつー話ですよ。
それからCDを何枚か買って聴いた。非常にメロディが良い! この人のメロディメーカーとしての才能はこの世の宝だね。美しい編曲。そして甘くて逞しい歌声。いいね〜。妙に色っぽいす。こんな上司がいたら不倫しちゃいますよ。
そんなわけで(どんなわけだ)ブルーノートに向かった。今夜のオイラは自由席。アリーナ席はぎゅうぎゅうだったので、外周の一段高い席に陣取った。ここは見やすくていい。まあさ、このキャパだったらどこの席からでも近く感じられると思うよ。こんな小さい会場で大好きなアーチストが見られるとは幸せだ。
イヴァン・リンスなんて普段、人に言っても誰も知ってる人いないけど、会場はほぼ満員。年齢層は少し高め。40代〜50代中心、男性多め。ブルーノートの客層は大体こんな感じなのかもなー。
着席後、前々からホームページで見て気になっていた「ピッキン・ピース」という料理を頼む。フォア・グラのポワレをトーストにのせて。自家製のマンゴーチャツネとともに(1200円)ってやつだ。美味しそう。
けっこうすぐに届いて、開演前にペロリと平らげた。ウムウム、期待に反さず美味。フォアグラが好きなんだよ〜〜〜。
21時30分、セカンドステージの開演時間。約10分遅れでステージが始まった。
バンドのメンバーは30代ぐらい。割と若いミュージシャンたちだ。ちなみにリンスは1945年6月生まれっていうから、62歳? 信じられない。もっと全然若く見える。思ったよりデカい。ガタイのいいおっさんだ。そして華がある。
リンスがボーカル&キーボードで、バンドはサックス、キーボード、ギター、ベース、ドラムという編成。とても練習熱心とは思えない気楽な演奏。これぞブラジルか。決してヘタなわけじゃないけど、けっこう適当(笑) そしてメンバー紹介と各パートのソロ演奏が何度も繰り返される。
私は英語がわからないので、リンスがなんて言ってたかよくわからないけど、彼のキーボードの右横にセットリストのメモが貼ってあるらしくて、一曲ごとにそのメモを見ながら確認。「えーと次の曲はえーとえーとどこだっけ、ああこれか。この曲の出だしはえーと、スッチャカスッチャカ、これで合ってたかな。よし行こうか」みたいな感じ。お気楽だなあ。全然いい感じです。
私の大好きな曲もいっぱいやってくれて、心は極楽超特急。「この瞬間を一生忘れないぞ!!」と思った。
11時過ぎまで、アンコール含めて十数曲たっぷり聴けました。嬉しい。
そのあとなんと、ロビーでサイン会があるというではないか!! ガガーン!! さっそくCDを買って並ぶ。
行列して待つと、リンスは黄緑色の若者っぽいTシャツで登場。カコイイ。一人一人に「ヘ〜〜イ!!」と大きな身振りで挨拶しながらサインをしている。英語かブラジル語がしゃべれる人とは熱心に会話をしていた。羨ましい。
私の順番がきた。「へ〜〜イ!!」リンスが両腕を広げて笑顔で迎えてくれる。死ぬほど嬉しい。

ブルーノートの人の指示により、宛名として書いてほしい名前のメモを渡した。リンスが不思議そうに読む。「ワッジョ? ワッジョ、ワッジョ」と何度も言いながら書いてくれた。それがこのサインです。ゥイェ〜〜〜〜〜イ!!!!!!
話はできないので、サンキューとだけ言って握手してもらった。ハフハフ。興奮した。超かっこいい。
そのあとの順番の人をしばらく見ていたら、リンス目がけて突進する女子には抱擁や頬にキスをしてくれてた。ぐぐぐぐぐやじい。私も突進すればよかった。
ブルーノートは楽しいなあ。ボイトレのあとに行くと、セカンドステージにちょうど良いタイミングで間に合う。好きなアーチストが来日したら、また見に行こうっと♪
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コメント
リンスさん、知らなかったけど、読んでて雰囲気がとてもよく伝わり、う~ん、と思ってたんです。そしたらなんとサイン会?おお!と思ったら、ワッジョ、ワッジョ、のところで思わず吹き出してしまい、ついコメントした次第でありやす。
ほんと、突進すればよかったね。
投稿: S | 2007.10.12 12:22
8月頭にみていただいたものです。その節はありがとうございました。自分のことより仕事家族のことになってしまい、ぜひ予約再開になったら再度お会いしたいと思います。
で、イヴァン!離婚後に友人がくれたCDが彼のものでした。未だ音楽封印で聞けないのですがこの日その彼女も会場に行ったようです。壁際のスツール席。幸せに包まれたそうです。
ブルーノートは何年か前に一度、素敵な空間ですよね。大人が遊べる場所。
投稿: あまのじゃき | 2007.10.25 15:17
Sさん
そうなのよ〜。遠慮しないで突進すればよかった(笑)
でも名前を呼んでもらえただけでハッピーよ!!
あまのじゃきさん
リンスの曲はハッピーな波長に満ちているので、
音楽の封印を解くにはピッタリかもしれません。
良いお友だちですね(^^)
投稿: ワジョリーナ | 2007.11.12 01:34