北海道旅行、2日目の4。美瑛のオーベルジュ・エルミタージュに宿泊。
今夜のお宿は、美瑛のオーベルジュ・エルミタージュ。
美瑛駅からクルマで5分も走れば、もう田園地帯。エルミタージュの場所は、駅からクルマで10分とかからない。カンペキに周囲は林と畑と山しかない。大自然の真ん中よ。
ゲストルームは本館とコテージの2種類があり、私たちはコテージを予約した。本館から歩いて1分。お花の咲く庭に囲まれた、かわいいコテージだった。生木の風合いを生かした素敵なお部屋。天井が高く、窓の外から小鳥の声が聞こえる。
テレビは置いてなくて、ソニーのミニコンポだけがあった。たまにはテレビのない時間もいいなあ。ビル・エヴァンスのCDなど聴いてみた。フー、落ち着く。
部屋からは小さなテラスに出ることができる。夜はここで、満天の星を眺めた。星の数のなんと多いことよ! 星ってこんなにあったのかなー。東京じゃ、ここの10分の1も見えないよ。
本当はコテージ専用の貸し切りバスルームがあるのだけど、故障中で本館のバスルームを使うことになった。一瞬、残念に思った。でも本館のバスルームも、とてもきれいだったから全く問題ない!
バスルームは、一人or一組が入室すると中からカギをかけるようになっていて、完全貸し切り式。私は一人で、到着直後のまだ明るい時間に入浴した。遠くの山々が見える大きな窓があり、すごーーーく気持ちいい。雄大な景色だなあ。
ゆったりしたジャグジーバスを独り占めして、女王様気分です。温泉じゃないのに、きれいなお水に磨かれて、お肌がツルツルになった。
入浴のあとは、またまた豪華なお食事です。
写真上から、
1)サーモンのタルタルをアスパラで巻いたもの
2)あさりのスープ
3)魚介のソテー(ホッキ貝、ホタテ、マグロ)
4)美瑛牛のステーキ
5)美瑛牛のステーキの切り口
6)あさりのリゾット
7)手作りプリン いちぢくのコンフォート添え
美しいお味でした! 高レベルのお料理です。
北海道って、素材自体が非常に美味しいから、単純に塩振って焼くだけで十分だったりして、あまり料理自体の技術力で競ってる部分がないところみたいなんですよね。
だからこんなふうに、お料理自体が高レベルなところを見つけるのは地元の人でも難しいみたい。今回の美瑛は、ランチもディナーも大当たりです。
あさりのスープは、丁寧に裏ごしされていて、あさりの形は残っていない。口当たりが良くて、さっぱりしていながら貝の出汁が利いてる感じで、とても良いお味。
魚介のソテーは、ホッキ貝がもぅもぅもぅ美味しくて。肉厚でプリプリのホッキ貝ちゃんでした。最高。
美瑛牛のステーキは、ランチでも食べましたが、また違った部位で、違った料理の仕方になっていて、両方とも食べることができて良かったです。こんな贅沢なお肉を昼夜連続して食べられるなんてっ・・・幸せ。
こちらのお肉はサーロインでしょうか。脂のサシがあって柔らかく、ジューシーでした。魚介のソテーもそうでしたが、ここのシェフは焼き方がすごく上手。非常に絶妙な焼き加減で、素材の良さを最高に引き出していると思う。
パンもあたたかくして出してくれた。普通のバタールなんだけど、すごく美味しかった。北海道マジックかしら。空気と水が美味しいところで食事すると、いつもより美味しく感じますよね。
食事を終えて外に出ると、正真正銘の真っ暗闇。懐中電灯がないとコテージに帰れない。エルミタージュのお姉さんに懐中電灯で足元を照らしてもらいながら歩いた。
「お肉がとっても美味しいですね」と私が言うと、「この近くの千代田ファームで売っていますよ」と教えてくれた。ぬぉぉっ!! 千代田ファームっていうのか。右脳に鮮明にインプット。明日はそこでお肉を買って帰ろう。
つづく。
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コメント
いつもおいしそ~。
と食いしん坊な私ですが
アスパラ大好きな息子達(料理によってキライ)
もきっと納得のサーモンとの相性。
星空も・・女子にはメロメロです。
あ~・・ワジョさんのブログで
少し現実逃避できました。マイ・プレジャーです。
投稿: ジュンジュン | 2007.06.15 23:45
あさりのリゾット美味しそう~!
その前に食べた美瑛牛のステーキの味も振り返り、懐かしみ、そんな余韻を楽しめそうな素敵なコースですねぇ。う~ん。
投稿: ほぐー | 2007.06.16 03:25
ジュンジュンさん
リアルにイメージしていただけたようで、よかったです(^^)
今回の旅行はアスパラだらけでしたが、
どのアスパラも絶品!でしたよ。
ほぐちん
そうそう、あさりのリゾットは、見た目の通りの美味しさでしたよ!
ステーキの味を振り返りつつ、米粒で締める!みたいな流れがありました。
センスのいい組み合わせです。
投稿: ワジョリーナ | 2007.06.16 04:26