北海道旅行、2日目の3。日本のアッシジ美瑛に到着!
ゆっくりとランチタイムを過ごしたあと、憧れの美瑛へ! たかちゃんの赤いアウディで緑の中を走る。
いやぁぁぁ、キレイ!! 想像していた以上に美しい場所だ。どこの場所にいてもゆるやかな丘陵に囲まれ、パッチワークのように土と畑と空と樹がバランス良く構成されている。
丘の勾配がある分、ドライブしながら遠近感が刻々と変化していく。目の前に丘の側面が大きく見えたり、視界が開けて遠くまで急に見晴らせたり、本当に美しくワクワクするドライブコースだ。「日本一美しい町」と言われるのもうなずける。
そしてこの空気感。北海道はどこへ行っても緑豊かな大地ではあるが、地域によって空気感がまるで違う。
私の印象では、帯広周辺は平野が多くパーッと開けた感じ。浦幌は清潔で澄んだ空気感。釧路は少し湿った雰囲気。白糠は明るくていつも日曜日みたいにのんびりとしている。
美瑛の空気は、まさに聖地と呼ぶにふさわしい清らかさ。ただそこにいるだけで、幸福感が心に満ちてくる。クルマに乗っていてさえ、足の裏からエネルギーが充電され、体内の電磁波が脳天から吹き飛んでいくような感覚がした。特別な場所。
写真から少しでも伝わると良いのだけれど、日差しや風が、実に神々しい。神を宿す土地。ここへ呼んでいただいたことに感謝しなくてはと思った。
江原先生が「日本のアッシジ」と名付けたのは名言ですね。アッシジには行ったことないのに、アッシジみたいだー!と思いました(笑)
とりあえず美瑛の名所は、ケンとメリーの木だとか、マイルドセブンの丘だとかっていうことになっているが、そういった名所にはこだわる必要がない。むしろ何でもない場所にこそ感動がある。
でもいちおう、ケンとメリーの木には行ってみました。写真一番上です。昭和47年に日産自動車の「愛のスカイライン」ケンとメリーのCMに採用された木だそうです。写真を撮る観光客が大勢いたり(私もそのうちの一人)、目の前にペンションがあったりで、ここは少しざわついている。
やっぱり普通の何もない道がいいねえ。遠くの畑に、1本だけ大きな木が立っているところなんて、まるで絵本のよう。季節的に、花はほとんど咲いていなくて、ほぼ緑と土だけの世界でしたが、ウットリするほどきれいでした。
ドライブのあとは、今夜のお宿へ向かいます。
つづく。
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