自由が丘シャッターズでスペアリブしょうゆ味。

ドラム教室のあと、お友だちのけいこちゃんと自由が丘のSHUTTERS（シャッターズ）で食事をした。

ここは自由が丘の中でも有名なお店。無印良品のある遊歩道のガード下手前という、わかりやすいロケーションも手伝って、いつも満員の大人気。代官山と吉祥寺にも支店があるのだそうだ。

折しも自由が丘駅前は、女神まつりの真っ最中。ラテン系のバンド演奏にのって、おっちゃんおばちゃんたちが踊ってる遊歩道をかきわけて、シャッターズにたどり着いた。やっぱり満員。10分ほど待った。スペアリブのいい匂いが鼻腔をかすめる。ひーっ、おなか空いた！　

待ってる間にメニューを熟読。私たちは、サラダ、スペアリブ、グラタン、パスタで一人2700円ぐらいのコースを選んだ。ここの店の名物はスペアリブとアップルパイだが、おなかいっぱいになりそうな気がしたのでアップルパイは遠慮した。珍しくつつましいわね。

写真は上から、
1）海鮮サラダ
2）スペアリブ　しょうゆ味
3）カニ味噌とホタテのグラタン　マヨネーズトーストとガーリックトースト添え
4）シチリア産からすみと山伏茸のペペロンチーノ

一皿が多めの一人前ぐらいで、それを二人で分ける感じ。スペアリブ２本じゃ足りな〜いと最初は思ったけど、けっこうおなかいっぱいになった。写真だと大きさがわかりにくいかも。１本が15〜20センチぐらいある大きなスペアリブなんですよ。

スペアリブは、しょうゆ味、塩こしょう味、ガーリック味、マスタード味、ケチャップ味、マヨネーズ味、わさび味、バジル味の中から好きな味つけを選べる。私が選びたいのは圧倒的にしょうゆ味。けいこちゃんも巻き添えになった。

お皿が運ばれるとき、「スペアリブしょうゆ味です。お肉がはがれやすいのでナイフがなくても召し上がれます」と店員さんが言う。置かれる食器はフォークだけ。

うむ！　確かに骨離れがいい〜。ペロペロっと骨からはがれる。それにこのお肉の柔らかさ・・・。よく火が通ってるはずなのに、トロトロでジューシー。しょうゆベースの甘辛いソースが中までしみてて超うまい。少々お味は濃いめ。

おいしいおいしいと言いながら、いつの間にかフォークを置き、素手でつかんで徹底的に食べ尽くす態勢に入っていた。もうこうするしかない。すみずみまで味わい尽くしたい！

甘辛いしょうゆ味といっても、みりん醤油の和風味ではなくて、ちゃんと洋風になっていた。何が違うのかはよくわからない。たぶん日本酒やみりんを使ってないんだね。お醤油とワインと少しの砂糖かな？　玉ねぎのすりおろしもソースに入っている。なんだかわからないけど美味しい。

お肉の前に出た海鮮サラダもたいへん美味しかった。ドレッシングにトビッコがまざっていて、これがお刺身やサニーレタスにからむとプチプチして良い。野菜嫌いの私が騙される味だ。

メニューに「グラタン」と書いてあったので、普通のホワイトソースのマカロニグラタンを想像していたら、全然違うものが出てきた。ホタテの上に、カニ味噌とクリームソースをあえたものを乗っけた豪華なグラタンだった。マヨネーズトーストとガーリックトーストが添えられている。このトーストにグラタンを乗せて食べると、熱さと美味しさで「ムヒーッ！」っとなる。これを発明した人は偉いね。

最後のパスタは、３種類の中から選べる。今の季節は、シチリア産からすみと山伏茸のペペロンチーノ、きのこのトマトソーススパゲティ、ずわいがにのカルボナーラの３種。「からすみ」の４文字に弱い私。けいこちゃんに断りもせず、まっすぐにシチリア産からすみと山伏茸のペペロンチーノを指さした。

バランスの良い味。辛さは弱めで、からすみの味を生かしている。山伏茸というのは初めて食べた。味のない鶏肉みたいで不思議な食感。香りや味はあんまりない。面白いね。

あ〜、全部美味しかった。ここは23時までやってるみたい。今度は仕事帰りにスペアリブ一人で4本食べるぞーっ。