心の扉、何枚も開いて大掃除。
まず、午後イチで川口先生のところへ行ってサウンドセラピー。
いつもと趣向を変えて、オーラソーマボトルを1本だけ選んだ。私の取ったボトルは「サンボトル/サンライト」。「汝自身を知れ」「白日の光のもとにさらす」というテーマのボトルなのだそうだ。
このボトルをテーマにクリスタルボウルヒーリングをしていただいたら、胸のあたりにある扉を何枚も、奧へ奧へと開いていってもらうような感覚がした。ずっと私が封じ込めていた思い、怒りや不安、不満や怖れなどの気持ちが解放されて、スッキリ換気&お掃除できた。
自分の本当の気持ちが見えてないときや、自分をごまかしているときってありますよね。私はまさにその状況で、色んな重い荷物を抱えて過ごしてきたんだと思う。もうその荷物は要らないんだよと認識できた。いやなのに、ずっと抱え込んで手放せなかったのだ。その感情に執着があったから。
セラピーの間、雪景色を見ている倭姫さんが見えた。そこは日本じゃない国で、白いコート、白いブーツ、白い手袋の姫が、誰もいない平原の雪景色を見つめていた。「姫、そこはどこなの?」と聞くと、「ポーランドよ」と答えてくれた。ポーランドなのかぁ。理由はわからない。素敵なところだね。
セラピーの時間が終盤に近づくと、彼女は路面バスに乗り込んで、町に帰った。乗客の誰もいない、とても揺れる古いバスだった。旅情だねえ、姫。やっぱりバスが好きなんだ。
川口先生の演奏はいつにも増して心の奧にまで響き、ちょっと泣きそうになった。サウンドセラピーを受けると、自分が全く忘れていたような感情や過去のシーンが生々しく甦る。とても大切だったはずの思い出だったり、自分が向き合えなかった感情だったり、色々だけど、決していやな感じはしない。今このとき、見つめるべき心の宝を見せてくれるのだ。
そのあと渋谷のルノアールで、お友だちのhちゃんと会った。
数ヶ月ぶりに会い、お互いの近況から始まり、どんどん深い話になっていった。私が今までどうしても口にできなかった心の奥底の澱を、彼女はすうっと掬いだしてくれた。サウンドセラピーの効用もあってのことだと思うのだけど、ものすごく素直に感情をつまびらかにして、ものすごく多くのことに気づくことができた。
客観的に見れば明白のことなのに、ずっと自分の中に隠していたような事実を、全部見てもらい、冷静な分析と、励ましに満ちた言葉をもらった。なんてありがたいことなんだろう。
彼女はこうして時折、私の目の前に現れて大事なことを教えてくれる。いつも、天使みたいな人だなと思う。
天使との再会を終え、私はちょっと奮発して、新しいお財布を買った。心機一転、今日からまたがんばるよ。なんだか生まれ変わった気分だな。
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コメント
ポーランドはショパンです。
投稿: あおき | 2006.09.14 10:48
なんともうらやましい、心の扉が開けたなんて。
冷静な分析と、大事なことを教えてくれる友人がいるなんてワジョワジョは幸せだね。
大人になると、心の底から相談できる人が減ってくる気がする。
深ーい深ーい話しができる人が私も欲しいな〜。
投稿: まーたん | 2006.09.15 00:45
あおきさん
そうなんですねー。
姫はショパンを聴きに行ったのかしら。
まーたん
そうだよね。
大人になってからの友だちって貴重。
お互いのタイミングやバランスもあるしね。
私もまーたんの良き友人でいたいと願ってるよ。
投稿: ワジョリーナ | 2006.09.16 05:59