京王プラザホテルのグラスコートで再び食べ放題。

友だちのゴンさんとメールで話をしていて、ホテルバイキングに行こうということになった。同時に共通の友人のSさんともメールのやりとりをしていたので誘い、それならば、まーたんも誘おうとなり、結局いつもの4人のメンバーが揃った。

ターゲットは、ゴンさんがネットで探してくれたお店。新宿京王プラザホテルのスーパーブッフェ グラスコートだ。私もあとでネットで見てみたら、都内のホテルバイキングでも名店として数えられているようだ。人気店なので予約必須とのこと。

ディナータイム開始は午後5時30分。その時間に待ち合わせて、閉店時間の10時まで居残ってしまった。先週の帝国ホテルと同じパターンだ。4時間半、食べっぱなしコース。このメンバーでおしゃべりしていると、あっという間だ。いつも「時間が足りない」と思う。

グラスコートはホテルの２階にあり、大きな窓から木々の緑と光が目に入る。室内のインテリアもシックで美しい。それに、テーブル間の間隔が広めにとってあるところが良い。初めてのお店なのにホッとする。お店の人のサービスも、にこやかで丁寧だ。頼んだことにはすべてサッと素早く対応してくれた。

客席中央にライブキッチンがあり、シェフがパスタやフォアグラのポアレをその場で作ってくれる。「パスタのオイル少なめで」とか、「フォアグラのつけあわせなしで」だとか、我々はかなりワガママ言いまくり。

私なんてローストビーフ最初に6枚ぐらい切ってもらっちゃった。おかわりで「ローストビーフ２枚ください」と頼んだら、「２枚じゃ足りないから４枚にしておきましょうか」と言われた（笑）　なんでシェフが２枚じゃ足りないって知っているんだよ〜〜。その通りだけどね！！　面白すぎる。

ローストビーフは国産牛を使った上等な品。肉の味に力がある。クリーミーなソースをたっぷりかけた上に、レーズンマスタードを添えていただく。これがウマイ〜。絶妙な味。レーズンマスタードというものを初めて食べた。美味しいね。

ローストビーフの写真の奧にある黒っぽいジャムみたいなのがソレです。甘酸っぱくてフルーティな香り。でもベタベタした甘さじゃなくて、風味豊かで爽やかな味。お肉の味を引き立ててくれている。

フォアグラは非常にプルンプルンで濃厚な味だった。脂身たっぷり。この私でも４切れが限度だな。なぜかフォアグラの下に高野豆腐が敷いてある。これが完全に和風の味つけで、フォアグラとの一体感なし！　ボリューム感を出すためなのかなあ。なんで高野豆腐なんだろう。普通のお豆腐のほうが合うかも。

私にとっての目玉商品はその二つで、あとはサラダ、フルーツ、お刺身、パスタ（カラスミパスタ、カルボナーラ、トマトパスタの３種）、ガーリックスープ、ベトナム麺、豆カレー、緑茶を炊き込んだカテキンライス、牛煮込み、若鶏煮込み、フリッター、点心、炒飯、エビチリ、チーズ入りポテトフライ、チーズ各種など、それぞれに味わいある品が揃っていた。とてもではないが全種類は食べきれないぐらい料理がある。100種類ぐらいはあったかもね。

デザートもなかなかのもので、すでに満腹なのを忘れて３皿ぐらい食べてしまった。特にババロアの美味しさは最高。デザートの写真の、オレンジの薄切りの横にある黄色っぽいカタマリがババロアです。

アイスクリームもハーゲンダッツぐらいのクオリティだった。バイキングのアイスクリームって絶対に美味しくないのに、ここは違った。よく作ってあるなー。

最後にサバランが出てきたので、見た目に釣られて取ってしまった。サバランは洋酒がたっぷり染み込んでいるから私はほとんど食べられないのに・・・。ごめんなさい。ちょっと残したけど美味しかったです。

デザートのあと、紅茶を何杯もおかわりしておしゃべり。居心地がよくて永遠にいられそうだ。全181席の大きなお店だが、店内がいくつかのエリアに分かれており、こぢんまりとした店にいるような落ち着きがある。

とても良い時間を過ごせた。ご同席の皆ちゃま、ありがとうございました。グラスコートさん、ありがとうございました。