市ヶ谷「らいむらいと」でオールビーフハンバーグ300g

つづきです。

解散場所の靖国神社は、市ヶ谷のすぐ近く。キラリーン☆　ひらめいた。市ヶ谷といえば、ずっと前から行ってみたかったハンバーグのお店がある。

「旬菜ステーキ処 らいむらいと」！　ネットやテレビで、ハンバーグというとこの店の話題がよく出てくる。気になってしょうがない存在。しかし市ヶ谷という場所はなかなか縁がなく、ずっと心のブックマークにとどまっていた。

やっと来れましたよ。靖国通り、市ヶ谷駅から靖国神社に向かって歩いて行く場合なら、右側の歩道。一口坂交差点を右折して、すぐ左側にあります。有名なケーキ屋さん「シェ・シーマ」の斜め前。駅から徒歩10分弱ですかねー。

平日のランチはいつも行列だというネット情報を見ていたが、土曜日だからそんなに混んでないだろう、と思ったら、5人ぐらい並んでいた。12時半頃で、ちょうど一番混んでる時間だったんだろう。15分ぐらい待った。

ランチメニューはハンバーグの他に、ステーキ丼や網焼きチキンなどもあり、どれも魅力的。しかしここは初めての私、当然ながらハンバーグをチョイス。メニューには、オールビーフハンバーグの200g、250g、300gと、チーズハンバーグの200g、250g、300gがある中、オールビーフハンバーグの300g(1580円）をオーダー。ライス、大根サラダ、食後のコーヒーorアイスクリームもついている。

後ろに並んでる女の人たちが、「○○ちゃんがこの前、思い切って250g頼んだらやっぱり多かったって〜。ここってライスも多いんだよね」と話しているのを小耳にはさみつつ、あえて300gを選ぶ私。しかもライス大盛り。男らしい。

行列してるとき既にオーダーを取ってもらっていたので、あまり待たずに届いた。にんにくのいい香り。たまらなく食欲をそそられる。この白いソースは何だろう？　つけあわせのマッシュポテトとさやいんげんも美味しそう。大盛りライスは吉野家の特盛りぐらいの量。

ハンバーグ、一口目の感想は「意外とあっさり？」。お肉に味つけがあまりしてなくて、ほんのり生姜の香りがする程度。肉質は特に上等なわけではないと思う。適度に柔らかくて、くどくない油がたっぷり含まれている。脂じゃなくて油のような印象。ジューシーでサラッとしている。いいかもしんない。

二口目、ソースをたっぷりつけて食べたら「うんまい！」。このソースは絶品。バターたっぷりのベースに、醤油とニンニクと生クリームと白ワインかなあ？　ニンニクは固形がなく、すり下ろしたものか、にんにく汁だけなのか。とにかく粗っぽくなく、風味は濃いのに品のある香りだった。そのニンニクの香りと、調味料のしょっぱさの絡み加減がものすごく良い。こうして思い出して書いているだけで、ヨダレが出ちゃう。

最初は白っぽく泡立っていたソースが、最後のほうには透明になっていった。これは謎だ。なんでこうなるのかわからない。

「ひょっとしたら250gでもいいのかなあ」と迷いながら300gをオーダーし、食べ終わったあとの私の感想は、「足りない」であった。これはおなかがいっぱいにならなかったわけじゃなくて、「もっと食べたい」という気持ち的な問題。大問題。こんなにおなかはふくれているのに〜っ！

市ヶ谷に行く機会は、これからもあまりなさそうだけど、なんとかこじつけてこの店にはまた行きたい。