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2006.05.03

佐倉、2日目。川村美術館「マルク・シャガール ラ・フォンテーヌの『寓話』」展。

朝食が朝8時〜9時の間で、チェックアウトが9時30分という厳しい状況下、前日ほとんど寝ていなかったせいで深夜にある程度よく眠れた私は、きっちり8時に起きて行動できた。やればできるんじゃないか〜。一日ぐらいならね・・・。

爽やかに朝の空気を浴びて、佐倉駅前から川村記念美術館行きの無料シャトルバスに乗り込む。気分爽快。3人しか乗ってない。果てしない田んぼの中を走り抜け、約20分で到着。

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Hakucho
入場券を買い求め、小さな坂を下ると、巨大な庭園が広がっていた! 何コレ〜〜〜!! 素晴らしいじゃないのさ。広さもさることながら、隅々まで手入れの行き届いている有様がすごい。怖いぐらいきれいだ。ゴミひとつ落ちていやしない。美しく刈り込まれた芝生に、水鳥が遊んでいる。白鳥もいっぱいいるよ。

庭園でまず度肝を抜かれて、美術館へ。最初は1階の常設展から。もーこれがいきなり趣味がいい。

ルノワール、モネ、シャガール、マティス、ピカソ、レンブラント、藤田嗣治などの名品がズラリと揃っていた。有名だという意味ではなく、本当に趣味のいい作品を揃えているという印象だった。これがなかなかないことだと思うんだよね。

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日本画のお部屋には、上村松園の筆による世にも美しい日本美人。その奧に茶室がひっそりとあり、600円でお抹茶と和菓子をいただける。

「入っていいのかな?」とためらうような扉を開けると、お姉さんがにこやかに出迎えてくれた。窓から見事な庭園を眺めながら抹茶をいただくなんて、最高の時間だわ。たまには抹茶も美味しいな。

続いて2階の企画展示室で、シャガールを見る。私はシャガールに妙に縁があるみたいで、どこそこの美術館に行きたいな♪という気分で行ってみると、シャガール展をやってることが多い。今回もシャガールに当たった。

そして次回は2006年6月24日からパウル・クレー展ですってよ!!!! 私の大好きなクレー。これも見に行かないとだめでしょう。

今回のシャガールは、寓話の物語に即した版画。いつものカラフルなシャガールとひと味違う。基本的に黒一色で、そこに彩色が施されている絵もある。これがなかなかいいんですわ! 今更ながら、シャガールって絵がうまいんだなと思ってしまった。(なんて失礼な) 

小さな版画に、寓話の物語性や、ウイット、残酷さ、あたたかさ、おかしみ等、いろんな表情が生き生きと浮かんでいた。とても面白かった。いい展覧会を見た。空間の使い方も豊かで、朝一番で行ったせいもあり、空いていてまわりに誰もいない状態でじっくり鑑賞することができた。幸せ。

帰りしなに売店でお買い物。ここの品揃えも趣味がいい。フォトスタンドとポストカードとクリアファイルを買った。お小遣いがいっぱいあったら他にも買いたいものがあれこれあったよ。時計やらペンダントやらグラスやら何やら。

絵を見ている間にすごい大雨になってきた。美術館の傘を借りて、敷地内のレストランまで歩く。席数100の、ちゃんとしたレストランだ。ここも窓から庭園を臨みながら食事ができる。

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穴が空くほどメニューを見て迷った末、いちばん高いビーフシチューセット(2500円)を選んだ。このビーフシチューがとても美味しくてビックリした。めちゃ大きくて柔らかいお肉が4個ぐらい入っていて、ルーの味も絶品。なんて素晴らしいんだろう。あったかいパンが2個と、サラダと、手作りのケーキと、紅茶もついている。ワジョリン感激。また食べたい。今度は6月にクレーを見てビーフシチューを食べよ〜う。

川村美術館には、素晴らしい美術と美しい庭園と美味しい食べ物がある。ここは特選物件ですねー。大切な人と行きたい場所です。皆さんもいかがでしょうか。

ちなみにここは、大日本インキ化学工業株式会社が収集してきた美術品を、総合研究所の敷地内で公開している美術館。DICさんの企業イメージが、私の中で非常にアップしました(笑) 別に今までイメージが悪かったわけじゃないですけどね。改めて、敬意を持ちました。

帰りには雨も上がり、晴れ晴れとした気分で家路についた。良い旅をありがとう、佐倉ちゃん。

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コメント

ワジョさん、いいプチ旅になりましたね(^o^)

川村美術館はなぜか人が少なくて
(広すぎるのかな?)
私は常設展のところの長椅子にねっころがって
寝てしまった事を思い出しました(^^ゞ

・・その前に歴博の周りの芝生でおござ敷いて
ちょいとワイン飲んでたので。。
へへへ。

(ここはピアノコンサートなど時々やったりしてたんですが、今はどうかな?)

そんなに遠くに行かなくても
いいところってたくさんありますよねー。
自然と触れるのは心がよみがえるような気がします。

投稿: みかちb | 2006.05.03 08:18

北海道の後は佐倉ということで、今度はだいぶ身近な伝年風景のイメージですね、、。
以前仕事で何度か佐倉には足を運びましたが、確かに京成もJRも特急停車のわりに駅前に何もなく、茶したいけどどうしようかな~と思った記憶がありました。
そのわりに文化的な匂いのする施設が多いんだなということもその時感じましたが、それほど川村美術館がよいとは。
行く価値ありありですねぇ。

投稿: hayaken | 2006.05.03 10:18

シャガールが素敵なところに展示されているとは嬉しいです。日本にも素晴らしい美術館があるのですね。自然の中というのもいいですね。

ワジョさん、シャガールのステンドグラスがスイス、チューリッヒのフラウミュンスターにあります。あとはニースのシャガール博物館ですね。

パウル クレーはベルンに博物館があります。
すいすいにいらっしゃったらご案内いたしますよ。
(とまた誘う)

投稿: とっこ | 2006.05.03 15:25

みかちbさん(お名前変わりました?)
みかちびさんも歴博→川村美術館ツアーをなさったことがあるんですね♪
いいところですよねー。
そうそう、常設展のところなど誰もいなくて、
じっくり一対一で絵と対話できるところがいいですよね。
都内だと前の人の頭越しに絵を見てたりしますもんね。

hayakenさん
そうそう。駅前は何もないけど、見どころの多い町ですよね。
佐倉市立美術館もいいらしいんですよ。
今度はそちらにも寄ってみたいと思います。

とっこさん
おおおお、検索してみましたら、
クレーの故郷ベルンにパウル・クレー・センターが昨年オープンしたと
書いてありました。いいですねーー。ぜひ行きたいです。
いつかご一緒させてください(^^)

投稿: ワジョリーナ | 2006.05.04 01:49

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