宮崎旅行の話がっ。まだ聞きたい人いますか〜(笑) だいぶネタを寝かしすぎたなと思いつつ書きます。
3月5日〜7日の二泊三日で、宮崎旅行をしてきました。宿泊先は去年と同じく、フェニックス・シーガイア・リゾートの、シェラトン・フェニックス・ゴルフリゾートと、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート。
ゴルフリゾートのほうは去年食べた豚しゃぶ食べ放題を楽しみにしていたら、なんとバージョンアップして宮崎料理食べ放題になっていた。これは嬉しい誤算で、しゃぶしゃぶ食べ放題程度の金額(3500円)で、豚しゃぶ含めて宮崎牛ステーキ、天ぷら、冷汁、刺身、寿司、レタス巻き、地鶏のあぶり焼きなどをバカスカ食べられるのであった。どれを食べても美味しい。素材がちゃんとしている感じ。
お部屋の雰囲気や温泉、プールなどの施設全般を含めて評価すると、シェラトン・グランデのほうが圧倒的にお気に入り。天然温泉松泉宮は特に素晴らしい。長い廊下をテクテク歩いて松林の中にたどり着く。広い池を見渡しながら露天風呂を楽しめる中浴場「新月」に、宿泊中4回ぐらい入りに行った。ここはビジターには入れないお湯で、宿泊客の中でもこちらを利用できるコースを選んだ人だけの温泉なので、いつ行ってもほとんど人がおらず、お湯も新鮮さが保たれている。お肌つるつる! 気分もスッキリ。ラグジュアリーな気分満喫です。
隣にシーガイアがあるものの、ホテルのプールは誰もいなくて一人で貸し切り状態。ユルユルのリラックス状態を楽しめた。何も考えずにポッカリとプールに浮かんでいると、体の芯から全部疲れが抜けていきますよね。ここのプールは25メートル×3コース。ジャグジー、ミストサウナ、浴場つき。文句ないなー。
シェラトン・グランデのバイキングレストラン「パインテラス」は、ゴルフリゾートのほうよりも見栄えのする、やや手の込んだ料理が多い。ディナーお一人様4200円。洋風の要素が多く、ダチョウのタタキや骨付きカルビの炙り焼きなどが美味しい。デザートの豊富さも夢のようだ。小ぶりのケーキの一つ一つが妥協のない味に仕上がっている。殊に私の心を鷲づかみにしたのが、ボウルによそられた生クリーム食べ放題(*^o^*) 全部のケーキに生クリームたっぷりトッピング。さらに生クリームおかわり。生クリーム三昧。こんな幸福が世の中にあるだろうか。ありません。
お部屋は3面ガラス窓のオーシャングランドスイートを利用した。スイートといっても東京と較べたら安いもので、正価で東京のホテルのツインルームぐらいの値段だ。リビングルームも寝室も広々していて気持ちいい。この部屋の窓から眺める朝日は思わず手を合わせたくなるようなありがたさ。遙か彼方まで続く水平線の上、見渡す限りの大空に輝く太陽。東京では絶対に見ることのできない景色だ。ありがたや〜ありがたや〜。
さて、今回のメインイベントはいつもの如く神社参拝。今回は日南海岸方面へ向かって青島神社と鵜戸神宮です。あいにく月曜日は曇りのち雨で、海辺の神社の青々とした風景は臨むことができなかった。いずれも去年出会った謎の運転手さんに、タクシーで連れていってもらった。今年も異常なサービス価格で異常に上手な快適運転。運転手さん、ありがとう。
青島神社は、巨人軍が宮崎キャンプのとき優勝祈願をする神社で有名らしい。野球オンチなのでそういったことはよくわかんないけれども、ここは面白い雰囲気の神社だった。鬼の洗濯岩と呼ばれる風変わりな岩場に囲まれた小さな島が神社になっているのだ。島と言ってもタクシーを降りて5分ほど歩けばたどり着く。橋でつながっているからね。
島の中は手つかずのジャングルになっていて、シュロやソテツの原生林の奧にお社がある。こういうご神木もアリなのか。そんな自由な印象でありながら、神様の揺るぎない強さを波長で感じた。「形などよりも主体が強いことが大事なんだよ」と教えられた気がした。「大事な物などほんの少ししかないのだ。過去に大事だった物や、思い入れがあって大事だと思い込んでいる物は、全部必要ない。そういった物は今すぐここに置いていけ」とメッセージをいただいた。私は置いてくることができたのだろうか。
続いての鵜戸神宮は、亀石に運玉を投げて願い事が叶うか否かを占うことで有名な神社。バスで行くと約700段の階段を上り下りするのだそうだ。私はタクシーで行ったから40段で済んだ。フゥー(×.×) 今の私に700段は無理だな〜・・・。
こちらは神武天皇のお父さんの神社だ。ご神気が強すぎてゾクゾクする。詳しい見分けはつかなかったけれど、相当に位の高い複数の神様がいらっしゃるように感じた。
運玉は5個で100円。男性は左手、女性は右手で投げる。これが意外に難しかった。石にある桝形のくぼみは直径70センチ程度だろうか。くぼみのまわりに注連縄がぐるりと囲ってある。そこを目がけて約20メートルほど上の位置から投げる。結局桝形の中には一つも入らず、縄の中に2個ぐらい入った。運転手さんは1個だけ枡形に命中。「縄の中に入ればいいってことになってるんだよ」と慰めてくれた。近くの立て看板に「運玉を1個ずつ願いを込めて下の亀石の枡形に投げ玉が入ればもちろん亀の背中に当たれば願い事がかなえられると言い伝えられています」と、句読点もなく殴り書きで書いてあった。それ、信じよう・・・。
見事枡形に入った運玉を袋に詰めたお守りを買った。これで強運間違いなし。母乳の出が良くなるという「お乳飴」も買った。帰宅後いくつかいただいたが、今現在特に母乳が出る気配はない。
時間がまだあったので、飫肥(オビ)方面に連れていっていただいた。NHKの朝ドラ「わかば」で舞台になった場所なんだそうで。ドラマは全然見ないのでわからないや。
お昼ご飯は元祖おび天本舗で食べた、おび天定食がたいへん美味しかった。山太郎蟹を殻ごとコナゴナにしたものを味噌と合わせてフンワリと煮た「かにまき汁」も美味。おび天はいろんな種類があるけれど、基本の「おび天」が一番美味しいね。具材が何も入っていないやつ。これだけでゴハンが何杯でもいける。薩摩揚げでゴハンが食べられるわけがないと思っていた私の常識を覆す味だった。薩摩揚げじゃないんだな、おび天は。豆腐や黒砂糖が入っていて独特の風味がある。実にウマイ。宮崎空港でも売っているので、宮崎に旅した人はぜひ買ってみてください。
3日目は食べてばかり(毎日そうだけど)。帰りの20時の飛行機が出るまで食べっぱなし。朝はホテルで食べ放題。昼はホテルの近くのグリル風媒花でハンバーグとチキン南蛮のセット。ここのハンバーグが妙に美味しくて、ハンバーグ癖のついた私は帰京後ほぼ毎日ハンバーグ屋さんにばかり行っています。ハンバーグ大好き。ハンバーグ大好物。
ディナーは宮崎駅近くのアパスで焼肉。宮崎牛でっせ! 本当は時間がないからメニューだけ見て空港に行こうと思っていたのだけど、メニューを見たらどうしても食べたくなってしまい、入店。特選コース3950円(特選カルビ、特選ロース、特選ハラミ、和牛タン、焼き野菜、牛刺し、キムチ、ご飯、スープ)を「全部急いで持ってきて!」と頼み、またたく間に食べ尽くした。30分で完食。飛行機に間に合った。
空港の売店で、おび天、チーズ饅頭、マンゴーシフォン等の宮崎土産をバカみたいにいっぱい買って搭乗。宮崎の食べ物は実に美味しかった。このページ(特産品の紹介)にある物は全部美味しそう。東京の銀座にも宮崎牛のミヤチクがあるというので、今度行ってみたい。
宮崎楽しかった〜。また来年も行くんじゃないかと激しくヨカンしています。
写真上から順に。
1)シェラトン・フェニックス・ゴルフリゾートのディナーバイキング=和洋菜彩「樹海」。レタス巻きと宮崎牛ステーキ。3回ぐらいおかわりした。
2)シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートのディナーバイキング=パインテラス。小鯛のお寿司、牛タタキ、スモークサーモンなど。
3)パインテラスのデザート。和洋菓子てんこもり。
4)パインテラスからの眺め。広々した中庭が美しい。
5)オーシャングランドスイートのベッドルーム。寝心地抜群のベッド。寝ころびながら水平線を見渡せる。
6)オーシャングランドスイートのリビングルーム。何をしたらいいかわからないぐらい広い。
7)お部屋から見た朝日。刻々と空の色が変わっていく。美しい!
8)青島神社。ソテツやシュロの樹がボーボー生えてる。奧の赤いのは鳥居。
9)青島神社の狛犬。ユーモラスな表情。
10)鵜戸神宮。階段を下りて本殿にたどり着く。
11)鵜戸神宮の運玉。素焼きでできている。
12)元祖おび天本舗のおび天定食。980円。手前のお椀がかにまき汁。美味〜。