青山草月ホールで行われた江原先生のスピリチュアル講座・東京講座第二部に行ってきた。年間分のチケットを取れたので、お休みの月以外は毎月行ける。講座のときの江原先生は、テレビの真面目なイメージと違って爆笑トークの連続。表現力が豊かでいらして本当に面白い。
昨日はあの世がどうなっているかについてのお話。死んだら三途の川が見えるっていうのは、ほんの入り口で、あちらの世界は現世に最も近い形である幽界の下層と、いわゆる天国のイメージに近いサマーランドと、そのまたもっと上の光の世界である霊界、そして頂点に神界があるんだそうだ。その世界のドタバタを江原先生が芝居っ気たっぷりに演じて見せてくれた。江原先生からお聞きすると、霊界って最高に楽しそう。
盛りだくさんの内容の講座を聞き終えて、江原先生のサポーターズクラブで知り合った友人ひでっちの家に行く。私はサポーターズクラブの掲示板の書き込みを読んで、ひでっちの波長の高さに感動し、「この人と友だちになりたいわ〜」とずっと思っていた。そしたらなぜか、講座の後に一緒にお茶を飲みに行く機会が何度も訪れ、今ではすっかりうち解けた仲。昨日ついに自宅にまで招待していただいた。やっほーい。念ずれば通ず。
彼女の家に到着して早々ビックリ。そこは私が住もうかと思って検討していたマンションのお隣さんだったのだ。もし私がそこに住んでいたら、窓を開けると「おはよー」と言える至近距離。ご縁があるわねえ。
ひでっちの部屋は窓の多いきれいな部屋で、カーテンを開けるとグルーっと空が見える。夕暮れの時間など部屋が黄金色に染まってとても美しいのだそうだ。いいね〜。
江原先生の講座の話や、積年の想いなどを吐露しながら(濃ゆいな)、ひでっちの出身地である石川県の名物「とりやさい鍋」を作っていただく。白みそににんにくやお酒などの入った「とりやさい鍋」という調味料があり、出汁に溶くとプワ〜ッといい匂いが広がる。カドのない良いお味。たった今入れた味噌が、もう材料と一体化してこなれた味になってる。うまい。
大量の鶏肉と、白菜と、紀文の魚河岸あげ(私の大好物)などバンバン入れて食べた。ひでっちがスーパーで鶏肉を1キロ分ぐらい買ったので「これ本当に二人分!?」と念を押したのだが、なんだかんだ言ってほとんど食べてしまったらしい。(と、他人事のように書いておく。)
鍋終了後、ひでっちの作品を拝見。ひでっちは優秀なクリエイターさんなのだ。最近、今までと違う表現ジャンルを開拓して、新しい道を歩き始めたばかり。まさに、道を切り開いている最中のフォースを感じた。たった3人のスタッフで作ったという映像作品に、すごく心を揺さぶられた。ギターの好きな女の子とカラスが出会う話なんだ。皆さんに見せたいな。
そんないい作品を見ながら、ひでっちの芸術への思いなどを聞いていたら、私とひでっちの間に帽子をかぶって背広を着ている外人の霊みたいな人が来た。話が一段落したところで「帽子かぶってて芸術系の仕事をしていた男の人がここにいて、私たちの手を握ってるんだけど」と言ったら、「えっ、ゴッホさん?」と、ひでっちが叫んだ。
私の記憶にあるゴッホとは違う雰囲気だったので、「ゴッホじゃないみたいだけど〜。グレーの帽子かぶってる人」と答えたら、ひでっちが美術手帖を開いて「この人?」と見せてくれた。その肖像画は帽子をかぶってないから「やっぱり違う」と言ったのだけど、真上に今私たちの隣にいる人の絵が出ていた。「灰色のフェルト帽をかぶった自画像」って絵だ。「あーっ、この人だよ、絶対この人」って。ゴッホが来たかー。来るのかねー。いまだに半信半疑ながら、そうなんだろうなあ。そのまんまだったから。そう思っておこう。皆さん私を変な人だと思わないでください。(もう思われてるのか)
ひでっちがゴッホへの思いを語り出したら、波長がキーンと上がってきて、エレベーターで高層階に行くときみたいに耳鳴りがしてきた。やっぱこの人の波長の高さはタダモノではない。お友だちになってもらえて奇跡だ。
ゴッホさんも帰ったところで、江原先生の写真など見ていたら、いつの間にか12時。大井町線で荏原町まで帰るので、終電の時刻を検索してもらったんだけど、「えばらまち」と言ったら「マア! えはらまち! そんないい名前の駅があるのね! さすがワジョさん!」と誉められ(?)、だけど「江原町」で検索してくれてたので、検索結果がなかなか出なかった(笑)。
終電に間に合い、ぐお〜〜〜っとドドドーーーっと帰宅。
江原先生に会えて、ひでっちと会えて、ゴッホさんにも会えて、いい一日だった。